比較して気づく良さがある【心理学】
浜松の大学で医療コミュニケーション講義をお願いされており、浜松に来ています。
昨日のブログで、新幹線の中で1人で旅することの良さについて話しました。
1人旅にはその良さがあるのですが、ずっと誰かと過ごしていて突然1人になると、逆に寂しくなることもあります。
週末は研修会や研究打ち合わせなどで、誰かと一緒にご飯を食べたり、一緒に仕事をしていたので、夜1人で名古屋コーチンを食べていた時は、気楽で良いなと感じました。
一方、そこから一人で街をふらふらと歩いていると、なんとなーく寂しさを感じる瞬間もあります。誰かといたり、1人でいたりすることがあるからこそ、その比較ができるんだと思います。
現状にずっといると気づかないことがたくさんあり、実は幸せだったりすることも多いです。
アメリカに行った時に帰ってきて日本食が食べたくなるのも、他の土地で他の食事をずっと食べていると、慣れ親しんでいるものの良さに気づくからです。
違う風を自分の中に入れてみることは重要で、あまりに大きくて長続きするような変化はあまり好きなほうではないですが、適度に自分の受け入れられるキャパシティの範囲で変化を起こしてみることは比較のためには必要ですね。
浜松は私が住んでいる福島と大学の位置関係が似ていて、大学までバスで約30分かかります。私の職場との共通点が多くてとても面白いです。
こういった環境で講義することでも、比較に応じて違いに気づくことができると思います。
医療コミュニケーションについて、学外で講義をするのが久しぶりで楽しみです。講義では、専門職の人や学生さんと話すことがありますが、それぞれで雰囲気がけっこう違います。
それぞれ良さがあって楽しいですが、反応は様々です。ダイバーシティの時代で、年代によって反応が異なるなあと思います。特に私が教える学生以外の学生に教えるのは面白いですね。
私は基本的に学生教育を仕事のメインとしています。自分の学生に教えるのと外の学生に教えることの違いは、文化差や風土の違いでも説明できると思います。そういう違いを見つけられるのが、私にとって非常に面白いです。
さて、旅ももう何日行っているのかと考えると、今日が5日目ですね。明日帰るので、6日間の海外旅行のような旅です。そろそろ普通のものが食べたいと思うので、定食屋でも入って食べていこうかなと思います。
それでは、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
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