「青騎士」第16A号作品紹介『窓辺のリノア』(萩埜まこと)
「青騎士」第16A号作品紹介。萩埜まこと先生の連載作品『窓辺のリノア』第2回のご紹介です。
1990年代―—。ドイツへ向かう旅客列車に揺られる男・テオ。傍らでテオに話しかけてくる二足歩行の猫・ピート。二人の奇妙な旅人は、とある田舎町へと辿り着く。
リノアを追う一人の警察官がいた。
名はエマ。
彼女は執拗にリノアの行方を探っていた。
何がそこまでエマを駆り立てるのか…。
一方、二足歩行の猫・ピートと旅する男・テオは、リルケの詩集を返すためにリノアのいる児童養護施設へと向かっていた。
そこで知る、リノアの抱える秘密と過去とはーー。
萩埜まこと先生の単行本は『萩埜まこと短編集 どこかの星のふたり』が発売中です。