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「青騎士」第12B号作品紹介『競煙の機械箒』(ヤスヒロ)
「青騎士」第12B号作品紹介。ヤスヒロ先生の連載作品『競煙の機械箒』第8話のご紹介です。
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19世紀大英帝国では、燃料は木炭から魔浮炭(エーテルコール)へと移行。
それが生み出す熱と反重力を使う箒に似せた乗り物「煙管箒(パイプ)」が開発されると、またがり空を駆け、速さを競うレースが娯楽として行われるようになる。
しかし「煙管箒」自体は高価なもので庶民の手の届くものではなく一部の富裕層のみに許される贅沢品。
貧民街のパン屋の娘であるシーナには、パイプは配達のための乗り物で、華やかなレースの世界は自分には無縁で、日常の邪魔になる疎ましいものでしかなかった。
そんなある日、成り行きから教会の選手の代理としてレースに出場することとなったシーナは、周りの予想を裏切り1位で勝利を収める。
シーナに一気に注目が集まる中、接触を試みる存在があった。
『競煙の機械箒』の単行本第1巻は好評発売中です。
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