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8月2日の天皇杯、浦和レッズvs名古屋グランパスの事象について。
この事象について衝撃というか、ドン引きしてしまったというのが本音。ほんの少しだけ書くことにする。

という私の気持ち。

私は普段子どもと接する仕事をしているので、Twitterで動画が回ってきた時に真っ先に幼い子に危害がないかを確認をした。守らなきゃ!という職業病なのかもしれない。映像を見る限り、名古屋グランパス側のエリアには子どもの姿が確認された。家族に連れられブカブカのユニフォームを着ている子どもの姿がいくつもあった。反対側エリアから撮影された動画のため表情までは分からないが、さぞ怖かったであろう。

子どもにとってサッカースタジアムは立派な公共施設であり、状況に応じた適切な行動を身につけながら社会とのつながりを意識できる場所でもある。これは子どもの5領域のひとつである「人間関係・環境」の部分に該当するかな。それを脅かす外的要因があったらダメなんよ、子どもの成長を脅かしていることになるから。

仮にあの場で子どもに危害があったとすると、怪我も起こりうるし、心の外傷も起こってしまうわけですよ。子どもって精神的機能が未発達だから大人の倍以上にグサッとくる訳なのよ。だからショッキングな光景を見たらその情景がフラッシュバックするし、自分が直で嫌なことをされたら心的外傷の症状も必然的に重くなる。大げさに言ったらPTSDになりかねない事象だったなと私は思っていて…


心的外傷ってPTSDって言われるんだけど

Post
Traumatic
Stress
Disorder

=心的外傷後ストレス障害
心の外傷体験に対する反応が長期的に続いている状態のこと


簡単に説明すると、幼い頃の怖い体験って一過性で時間と共に改善はするけど、見て体験した光景があまりにもその子にとって衝撃的だったら症状が重くなって長いストレスへと変貌してしまう、それをPTSDと言うよ。(超簡単に言ってるよ、気になったら調べてみてね)


あのスタジアムで起こってしまった出来事はどうだっただろうか、以前のFC東京戦ゴール裏での花火はどうだっただろうか。暴力行為が身近で行われ、飛び火してしまうのではと花火の火を恐れたり、怖い思いは子ども関係なしに大人もしている。大人が嫌だなって思ったことは子どもは倍恐怖を感じると思って?子どもの被害報告が今のところなくてほんとうに良かった。ほんとうにこれに尽きます。Jリーグって安心安全を掲げてるんじゃないの?怖い思いをする場所にファミリーは行かなくなるよ。



禁止エリアに侵入し、声を張り上げ、グリーンキーパーさんが丁寧に育てている芝にワーワー踏み入った人達は厳重注意で終わっている。その人たちは明日のJリーグvsマリノスの試合にも行けちゃう。観に行くマリノスサポーター、子ども連れの人はちょっと考えた方がいいかもしれないね。と私個人は思う。


サッカーが気になって、サッカーが好きで、このクラブのプレーや選手を追いかけている子どもたちに危害は今後絶対あってはいけない。大人が子どもを守らなきゃ。NHKの「あいらぶ みー」(私が好きな番組、絵本も売ってるよ!)で、自分のからだは自分で守らなきゃ って”みー”は言ってたけど、それプラス周りの大人の判断も超大切。その子の家族だけじゃなくて周りに居る他人、各クラブの運営がきちんと判断することって大重要だと思う。まじでしっかりして欲しい。

子どもが応援しているクラブの横断幕を目の前でグシャグシャされたり踏まれたりした光景ってまじで嫌でも思い出すよ。私たち大人が子どもにJリーグってこんなに楽しんだよ!あの選手のプレーって凄いんだよ!って教えてあげたいじゃん、、、、。そうしていこう?そうしていきましょう?今回のことは起こってしまった出来事だけど、まだまだ今季も後半戦あるんだから安心安全なJリーグの環境をクラブと共につくっていきましょう、、、、はぁ、、、。
なんか書いててとても辛くなったけど、目の前で辛い思いをした子どもに比べたらマシすぎる。


っていう仕事柄どうしても言いたくなってしまった事象でした。PTSDのこと頭の片隅に覚えていて欲しいな。

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