ぼくとインターネット②
前回:ぼくとインターネット①
①では、僕がパソコンに触るルーツを見てきました。
正直かなり前なので、これが正しいかは分かりません。
記憶は良いように解釈しますからね。
とはいえ、あの時友達からたまごっちを貰わなければ…、ハマらなければ…、たまごっちサークルがなかったら…、そう考えると実に興味深いですね。
さて、今回はパソコンにがっつり触れるようになってしまった結果のお話です。
ハンゲーム(チョコットランド)との出会い
前回のnoteでも書いたように、僕の家はゲーム禁止の家だった。
ただ、なぜか友達の家で遊ぶゲームは無限に許されていた。
その線引きは謎だが、おかげでスマブラやマリカー、ポケモン、戦国無双といった基本的なことは学べていた。
また、なぜかパソコンでのゲームも許されていた。
この線引きも謎だが、今考えると任天堂やSONYに恨みがあったのかもしれない。
「検索」というスキルを身につけた僕は、パソコンで遊べるゲームをあさり始めるようになった。
そこで僕は出会ってしまった。
ハンゲーム。
色々なゲームができるというのは非常に魅力的だが、ワンパターンなものが多かった印象。
すぐ飽きるものが大多数だった。
ただ、唯一死ぬほどハマったゲームがあった。
チョコットランドだ。
この頃、友達にやらせてもらったRPGにハマっていたこともあり、このゲームは神だと思った。
学校から帰ったら即プレイするほどハマり、おかげで勉強はややおろそかになったのは言うまでもない。
MMORPGということで、掲示板もめちゃくちゃ使った。
自分の欲しいアイテムと交換したり、ギルドなどにも入ったりした。
たまごっちサークルで鍛え上げられたネットのコミュニケーションは、非常に役に立ったようだった。
この頃から2chを見るようになった。
半年ROMれと言われたこともあったし、トロイの木馬というコンピュータウイルスの存在もこの時初めて知った。
実際は禁止なのだがサブ垢なども何個も作った。
この時Yahooメールを何個も手に入れたが今では2個しか使ってない。
ほかのアカウントのパスワードは全部忘れた。
しばらくして、2chを見るようになってから度々「升」という単語を見るようになった。
「マスってなんやねん」と思ったが、僕は検索をかけた。
すると「チート」を短縮させた言葉だということだと知る。
当時プロアクションリプレイが死ぬほど流行っており、「改造できるんや!最強やなHAHAHA!!!」というのが素直な感想だ。
そして気になったらとことん調べる。
僕の陰キャな部分はこのあたりから身に付いたのだろうか。
そこからは検索との戦いだ。
2chの人たちに聞けば半年ROMれと言われて終わるだけなのは目に見えていた。
とにかく過去ログにも検索をかけたり、調べつくすだけ調べたのはよく覚えてる。
そして、ついに発見する。
チートとの出会い
まず最初に謝っておきたいのだが、僕はチョコットランドでチート行為をしていた。
軽はずみであったことをここに謝罪する。申し訳ない。
ただ、Wikipedeiaを見たら、
運営からのメッセージ
ゲーム内において、合法であるチート行為やRMTを行うものが存在しているが、運営社であるNHN Japan株式会社(ハンゲ)側が取り締まりや撲滅に向けた動きを見せていないため、依然として合法行為が後を絶たない。
なんやねん。
ただ、このような犯罪行為は、後のインターネット活動と何ら変わらないことに気付くがそれはまた別のお話。
話を戻す。
僕は「うさみみハリケーン」という改造ツールを手に入れていた。
簡単に言うとコードを書き換えるのだ。
・モンスターを1か所に大量発生させ、経験値の大量稼ぎ
・めったに出ないモンスターを出現させてアイテムを大量ゲット
・自身を無敵状態にする
・ゲーム速度を早くする
・魔法攻撃を待機時間なしで連射する
などなど。
参考文献:
当時を思い返すと、まんまプロアクションリプレイだなという印象だった。
このツールは便利だが、できることが限られていたり、コードを書き換える場所を有志が教えてくれないと何もできなかった。
ただ、この違法行為で黙々とレベルを上げていた記憶はある。
しばらくして、新たなチートツール「ナミタケ」が出てきた。
これは前のようなコードの書き換えをドロップダウンリストから選ぶだけで、あとは勝手にやってくれるという非常に優秀なものだった。
参考文献:
http://blog.livedoor.jp/f_huru/archives/50445488.html
ただ、不思議なもので、通常と違う便利さを手に入れると飽きが来るのが非常に早いのだ。
僕が、あつまれどうぶつの森で時間操作を全くしないのはこういう経験からなのかもしれない。
そして、チョコットランドは早々に飽きて、そのアカウントはパスワードも忘れどっかにいった。
今度暇なとき復活させてみようと思う。
ミックスマスターとの出会い
チョコットランドに飽きた僕は次なるゲームを求めて、「ミックスマスター」というゲームに出会う。
引用元:
https://mixmasteronline.jp/web/
キャラクターを育てるのが好きだった僕にとっては、キャラを育てる、強くするというゲーム内容はかなり良かった。
また露店を出すことができ、全体的にフレンドリーな感じなのと、デザインもそこそこかっこよくてハマった。
ただこのゲーム、1つ問題点があった。
育てるキャラを強くするためにミックス(合成)を行っていかなければならないのだが、このミックスが確率で成功、失敗があるのだ。
この時からガチャと確率という魔物に襲われているのに今気付いた。笑う。
ミックスすればキャラは強くなるのだが、失敗するとそのキャラは消滅する。
何とも酷なシステムなのだ。
引用元・参考文献:
http://mixmasterbeginner.blog.fc2.com/blog-entry-225.html
https://blog.goo.ne.jp/motoki130/e/550597f327fe3898a271a152457f6584
ここで僕はついに課金に手を染めることになる。
チョコットランドは無課金でチートをするという愚かなことをしていたが、ミックスマスターは当時チートなどの情報は一切なく、おかげで真面目に遊んでいた。
ただどうしてもミックスによる確率に翻弄され続けていた。
そして、課金アイテムに手を出した。
この課金アイテムを使うことで、ミックス確率を上げられるのだ。
ただ、100%にするには何個も積んだ記憶がある。
1円=1LCらしいので、500円もする。高すぎる。
当時クレジットカードは持っていなかったので、ここで初めてBitCashに出会う。
このBitCashの学びは、後に絶大な意味を持つことになるのはまだ知る由もなかった。詳細は、後日別noteで説明する。
お分かりの通り課金ゲーだったため、少ないお金では全く太刀打ちできなかった。
そして、このミックスマスターからも離れていくのだった。
そんな中、ここで大きな転換点を迎える。
なんとついに奴が家に来たのだ。
次回:ぼくとインターネット③
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