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いつも心にback numberを

最近思ったことを書き連ねようと思います。

先日投稿した「back numberに人生を先回りされている」というタイトルの記事でも書きましたが、つい先日約2年ぶりにback numberのライブに行ってきました。

昨年は行く予定だったライブもすべて中止になってしまい、そもそもライブ自体が1年以上ぶりでした。グッズ販売も徹底した感染予防対策をした上で行われました。収容数50%の有観客ライブだったので、一度に入ることができるお客さんの数が限られてしまい、そんな中で、一日に2公演行ってくれるという、某アイドルなのか?という神対応ぶり。

そう考えると、某アイドルの皆さんは今まで満杯の会場で一日に何公演もしてくれていたのか・・・。神対応だな・・・。もちろん、ビジネスの上で一日に何公演もすることで収益もあるとは思いますが、それでもものすごい体力や、労力を費やしてくれていたんだ・・・としみじみ。

back numberはアイドルではなく、バンドだけど、私達ファンのためにものすごい体力と労力を使ってくれた、特別なライブになりました。

まず、率直な意見をいいます。本当にさいっこうなライブでした。
最高よりも良い意味での「さいっこう」。なんならもっと、「っ」を間に入れてしまいたいほど。

まだツアーは続くので、曲のネタバレはしたくないのですが、本当に昔の曲を演奏してくれました。
もちろん演奏してくれた曲は、ライブを語る上でものすごく重要な要素ですが、正直、今回のライブは曲というより、この地に足を運んでくれて、生で演奏をしてくれたということが何よりも大切なことだったと思います。
生でしか伝わらない空気感、直接でないと伝わらない音や表情。

遠距離恋愛をしていた恋人や家族、大切な友達に久しぶりに会えたようなそんな感覚。

最初の音が、声が、耳に響いた瞬間に心の奥から何かがこみ上げてくるあの感覚。なんだろうなぁ。ライブやコンサートや演劇や映画を観た時にしか感じることができないあの感覚。勝手に涙が込み上げてくるあの感覚。久しぶりすぎて、息の仕方も忘れていました。
こころがぐわぁと動いて、もうせき止められない、溢れて、こぼれて、もうどうしようもない。
「感動する」「感激する」ってこういうことなんだろうな、改めてそう思いました。

最近、日々の生活の中でこころが動かされることって、あんまりなかったんです。ダメな自分に落ち込んでばかり。
この話は、またいつか書きたいなと思っているのですが、一昨年に心が弱ってしまったきり、なかなか前のように動けなくなってしまったので、今も正社員としての働き方ができていません。

心と体は切り離せない。私は心が弱ってしまい、体も一緒に弱ってしまいました。

それ以来、自分の中で温かかった、熱かったものがどんどん冷めて、冷たくなってしまいました。今もその温度は戻らない。自分が自分ではないみたいに、別の人になってしまったみたいに。
でも記憶はあるんです。温かかった頃の自分の記憶があるから、つらい、いっそのことその頃の自分も忘れてしましたい。今もまだそのループから抜け出せないでいます。

昨年は、そういう自分に向き合わなくてはいけない時間がとても長くて、とてもつらかったです。必要な時間だとわかっていながら、とてもつらかったです。

back numberは、私がまだ温かいものを持っているときに出会ったバンドです。出会った頃の私は本当にまっすぐで、何も暗いものを知らない子どもでした。その頃から、back numberは私のホームです。ありのままの私が心を休めるところです。

そんなホームの依与吏さんに、

「いなくならないでほしい。ファンクラブをやめないでとかそういう次元の話ではなくて、いなくならないでほしいと思っている。」

という言葉をいただきました。

涙が止まらなくて、息ができなくて、崩れ落ちそうでした。
情緒不安定すぎるのかもしれないけど、自分でもギリギリだったんだと思いました。とっても大切な人にそう言われて、やっと心が救われました。
誰かにそう言ってほしかった。誰かじゃなくて、ずっと大好きな人達からのメッセージだったから余計に、心が救われました。

ありがとう。

心の片隅どころか、いつでも心にback numberを。
また救われてしまったな。これからも私は救われてばかりだろうから、せめて、いつまでもback numberの音楽を聴き、こうして目に見える形で感謝をつづりたいと思います。

つらつらとつづってしまいましたが、こんなことを考えた2年ぶりのライブでした。皆さんの心もどうか救われますように。どんな瞬間でも形でも構わないので、つらい思いをしている人が、救われますように。


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