麻雀 3巡目ピンフドラ1をリーチしなかった話

 このような

ピンフ赤1を3巡目にテンパったがリーチしなかった。


理由は対面が人の顔をしていなかったからだ。


いや、別に


アザラシのような顔ではなく、顔は赤々と呼吸は荒い。

捨て牌も

こんな感じでドラは発、しかも親。


元々、対面の彼とは結構フリーで同卓しており、私は癖を見抜いているのだがその中で


『極大級の手をテンパると顔が真っ赤になる』


という癖があった。(私はその事を密かに完全告知機のスロットに例えて『ハナハナ』と呼んでいた)

後、テンパると切るのがめちゃくちゃ早くなるのだ。


『やべー‥ハナが光っちまってる。あの顔はやべー‥。それに切り方に迷いがねー‥。』


私はリーチを打てなかった。


『とりあえずドラは勿論、ヤオチュー牌は打てないな』


そんな事を思っていたら彼が


「‥ツモ。」


と、手を開いた



「1600オール‥。」


と言った後に


「すいません、熱があるみたいなんで今トップ目なんですが帰ってもいいですか?」


と、メンバーに言った。






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