麻雀  トップ目と8900点差で満貫ツモったのに捲れなかったと言う事はありえるか? 後編

 ある日のオーラス、私は2着目だった。 トップとは8900点差。南家である。  トイメンの北家がトップ。
親は3着目、西家はメンバーの店長でラス目だった。


早くも親からリーチが入る。
確か、4000オールをツモっても捲れないから私とトップ目は字牌の暗刻落としで降りていたら、メンバーが

「カン」というとドラの五筒を暗槓した。
赤5ピンも持っているのでドラ5確定である。

完全撤退だ。
私とトップ目はペタペタと字牌や19牌をきっていた

そして、親が今度は何かを暗槓したらまた乗った。

6ソーだったかな?

そして、ラス目の店長もリーチはしてないが真っ直ぐ来ている。


巡目が深くなってもお互い当たり牌を掴まないし、ツモらない。

そして、河は本当に2222万とかカンツが出来てるぐらい変な河だった。店長も捨て牌で三色ができたり、流しタンヤオになるとか言っていた。


そして、私は気づいた。
 

『これ、流しマンガンいけんじゃね?』と

しかも、槓が2回入ってるから、北家が最後のツモだ。


私はツモが少ない。
いける。

そして、無事、流しマンガンは成立。


「やったー!マナーだと流しマンガンはツモ役だからツモ!2000,4000!」


というと、

「待って!」

とトップ目の北家に言われた。なんだ?


「俺も流しマンガンだよ。」


みると、確かにである。
私は

「私のが起家に近いから私のあがりだ!」


と主張したが


「この店は最後の打牌が成立したら流しマンガンだから、私のが真の流しマンガンだ!」


と、引かない。 

店長にこの場合はどうなるの?!と聞いてみると


「初めてのケースだからこのお店は同時成立で。」


となった。


そして、リー棒を点箱にいれ、私と北家で
「せーの、」と息を合わし


私、北家「2000,4000!!」と生涯初のWマンガン申告をした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?