麻雀　サイン

　※フィクションですよ。

高校生の時、雀荘で大声でふざけてると、後ろでずーっと見ている人がいた。

反社会的勢力の人で、しかも何故か二人いた。
私は

「マジで静かにしたほうがいい。」

と言っていたが、バカ共（私を含む）は

「ウッホホーイ！焼き肉チャンタ！（意味不明）」

とか

「いるよっね！いるよっね！いるよっね！（マイケル・ジャクソンのbadのリズム）」

で、大沢木小鉄だった。

『何かbadのリズムで『いるよっね』だよ‥もっとbadが後ろにいるんだぞ‥』

と、ハラハラして、吊橋効果で恋に落ちそうだった。

携帯や紙で相手に知らせたかったが、当時、私は携帯を持ってなかったし、従業員も卓だった。

と、その時に💡とロマンシングサガのように閃いた。

それは『乱れ雪月花』で反社会的勢力を切り伏せる‥のではなく

牌を

と、持ち、後ろを隠れながら静かに指差した

すると、バカ共（私を含む）は

「んー？はちきゅーさん？ヤクザ？」

「ヤクザ！ヤクザ！」

と、大声で騒ぎ出した

私はバカ共（私）と諦めて

「そう‥いるよっね‥ヤクザ。」

といったあとに、反社会的勢力を見ると、笑いながら「シー」と口に人差し指をあてていた。

生きた心地がしないまま、雀荘を出て、1980円の焼き肉を食べに行く。