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深夜の雀荘に警察が来たが何ともなかった話。

 ※フィクション

2000年代、また大震災が起きる前ぐらい

私は深夜、1:00ぐらいに麻雀を打っていた。
その時のレートは

0.5-5-10


ゲーム代400p


鳴きチップありの100p


まぁ動いて3000pぐらいのレート
それを仲間うちでワイワイやっていた。

店内は店長が一人、従業員のAとB
そのうちBは卓に入っていた。

多分、秋の始まりか夏の終わりだったかわからないが入口のドアは開けっ放しだった

すると、本当に
なんというかすごく自然に




警察官が二人立っていた

本当に自然なんで

「え?新規の客?」

と本気でわけわかんない事を客が言っていた。

ここで実際に警察が来たらどうなるか?ということを話させてもらうと

マジで動けない。
よく『金は隠せ。』とか『逃げろ』という人がいるが

多分、実際に警察によく御厄介になってる人じゃないとそれは出来ない。

一般人はフリーズしてしまう。

これ考えてみたが、警察って非日常なんだよな、と。

『あードラマみたい』とか

『あーピストル持ってるわ』とか

慣れてないと本当に現実感がない。
なんかメンバーの一人は逃げていたが。


警察官はこちらを見て、

「店長さんはどちらの方ですか?」

と聞いてきた。

店長はすぐに返事をして入口から出て外で何やら話していた

我々は

「漫画みたいに逮捕されちゃうのかな?」

「あ、でもたまたま皆で店に残ってた事にしようよ。」

「先輩が言ってたけど0.5はギャンブルじゃないっぽいよ。(んな訳ねーだろ)」


と話していた。

ガラケーで『麻雀 捕まった時』とか色々調べていたら店長が帰ってきて

「あ、とりあえずそのままやってて。これみんなラス半で。」

と言われて、なぜかゲームが続行した。

意味がわからない、と思ったが友達が

「0.5(テンゴ)ってのはギャンブルじゃないんだよ…先輩言ってたもん。」

『お前の先輩何者だよ?』というツッコミがあったがその場は何事もなかった。

ただ、これには理由があって数年後に店長が教えてくれた。


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