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映画、ケバブ、夜歩

映画館は数ヶ月前何度も通った美術館の隣。
夕方に見たので終わっても20時で20時なら20時の光が街に点灯していて空の色と相まっていい感じで、まだまだ自分を楽しませるには十分元気だしエモさも持っているよ、という感じさえする。
久しぶりに行ったケバブ屋は内装が変わっていて前のストリートな感じも好きだったけどもう少しトラディショナルを志向した内装も悪くない。
ケバブを食べて友達と別れたあと、もう少し夜を楽しむぞと足を伸ばす。どこかに行くわけじゃない、この金曜の夜の人々と街と車や外灯のライトを身体に浴びていくのだ。
少しずつ何かを取り戻すように、共感覚(同化したりしなくとも)をもう一度触っていくために手を伸ばすように足を繰り出す。今日は軽装だからより靴が楽しい。コンクリートをこれから歩くんだ。思いついた言葉をかくんだ。歩きながら視線を揺らしいろいろな景色に目で触っていく。
そう、これが自分の作り方だった気がする。

"映画館を出ると夜の街はまだ暗すぎなくて十分に健康にまだ楽しませてくれそうな感じがしてナイトプールを目にするような水着で準備した気分に近いと感じた。
映画が良かったのでそれでもう少し夜を歩くことにしたら映画のポスターをひっ剥がしてその気分もって歩いているみたいで上がるよ。"


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