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ヘブバン個人的イベストランキング(2022年編)

期限設けないと書けない人のための Advent Calendar 2023 11日目の記事です。期限は破るもの。

今回の記事はヘブバン、今の自分のメインジャンルです。Keyがソシャゲで毎月面白いシナリオ出してればそりゃそうなる。特に4章後編はKeyでも最高級のシナリオだったので今後が楽しみです。
イベストについてたまには語りたいと思ったんですが、全イベント書いてると時間がかかりすぎるというより一部イベストに余計な事を言いそうで困るので個人的なランキングベスト3を作って特に好きなやつだけ感想を書いていきます。
2023年は朱里イベ読めてないので去年分(正月イベまで)のみ本記事では対象とします。

ランキングは2つに分けます。
1つ目は完成度ランキング。好みとか置いといてこのイベストはすごいよくできてる!って自分が思ったやつ。構成が美しいとか、演出がすごいとか、そういう。
2つ目は自分の好みランキング。少し雑な部分とかあるけどそれでも大好きって思ったもの。完成度とはまた別。まあ自分は完成度高い方が基本好きなんですけど……
ではでは以下から発表~~

なお、去年分のイベントのネタバレが含まれるのでご注意ください。

完成度ランキング

3位 Dear My Little HERO (キャロルイベ)

丸山イベと迷ったけど僅差でこれかなー。セラフ部隊として戦うこととヒーロー文脈のリンクが丁寧に描かれていたし、混合イベだったけどメイン6人全員に見せ場があったし、泣き要素を無理して入れすぎないのも好印象。
……言語化難しいな完成度って!!!読んだの去年だからちょっと記憶曖昧だし。

2位 A Little Tear, Forgotten Memories 小さな涙 忘れられた記憶 (一千子イベ)

31Eのこと全然知らない状態のイベントだったので、一千子を記憶喪失にすることでどういう部隊なのか妹たちが紹介するのに違和感を出さないようにしたの天才だと思う。おかげですごい感情移入しやすかったです。
やはり初年度のイベントなのでバナーキャラだけでなく部隊のこともたくさん紹介してこそだと思うので、このイベントはそこが完璧でした。一千子が5人にとってどういう姉なのか、31Eはどういう部隊なのか、一千子のルーツは何なのか。それがコンパクトに2時間にまとまっているし、ラストの感動もすごい。CG数も多いし、とても力の入ってるイベントだったと思うのでここにランクイン。

1位 That day's Friend (梢イベ)

迷う余地がない。圧倒的2022年ヘブバンイベスト大賞。
「柊木梢ルート」としての完成度がとにかくすごい。ヘブバンってこんな主人公がみっちり絡む個別ルートみたいな話できたんだ……って当時びっくりしたの覚えてます。茅森と梢の関係性も、31Bも、31Aも、2時間のうちに全部やってるのが美しい。2章後なのでいちごの描き方もよかったです。というか水瀬いちごって良テキストしか出てこないのですごいキャラクターなんですよね。とりあえずいちご出しとけば面白くなると思います(何?)
また過眠症がイベストにぴったりの名曲だったのも好印象。シーレジェの曲ってイベストとのリンク度が曲によってまちまちですけどこれに関してはとても合ってた。
あと個人的にはメモストで出てきたこじらじを拾ってきたのも良かった。最近のヘブバンはよく他のイベストやメモストのネタを現行イベストに取り入れることもありましたが、初期はあまりなかったので。そういう点でもめっちゃ良い!って思ったイベントです。

自分の好みランキング

今書いてて気づいたんですけど、完成度ランキングで好きなポイントまで語ってるせいでこっちで書くことあんまりなくなりました。分けなくて良かったのでは?

3位 Dear My Little HERO (キャロルイベ)

こういうヒーロー文脈が好きなのもあったのでここにランクイン。あと個人的に泣きが無理せず入ってるお話って好きなんですよね。個人的にKeyには泣きを求めてるわけではないので……もちろん感動はしたいですけど泣きを重視しすぎて話のまとまりが損なわれたら意味ないしとにかく面白いものを見たいので……面白さがあれば自然と感動できて泣けるストーリーになるし……ヤバい脱線しすぎた。でもこのイベストはそういうところがとにかく良いな!って思いました。
キャロルとマリアの関係性が好きだから個人的にもっと見たいなーって思います。

2位 That day's Friend (梢イベ)

あまりに話が良すぎたのでさすがに好きですね。当時書いてたヘブバン同人誌の締め切り直前にこの話が出てきて、モチベーションがめちゃくちゃ上がったのを覚えてます。
個人的に31Aと31Bの対比が好きなんですよね。部隊スローガンやお話での扱いからして31Aが「生」で31Bが「死」をテーマにした部隊だと思ってるんですが、この2部隊が見事に交差したイベストだったのでそりゃもう大好きです。あと個人的に樋口の台詞がいちいちいい。キャラ的に仲間想い、とまではいかなくてもしっかり梢のことを心配しているのが伝わるあの塩梅が良い。この二人の絡みを今後もっと見たいですね。

1位 Requiem for the Blue (いちごイベ)

一択。だって蒼井えりかがヘブバンで一番好きなので好きすぎてイベントの全文を個人用に写経しました。2章とこのイベストのおかげで人生初同人誌が五万字の小説になったのは良い思い出。
ライターはほぼほぼ間違いなくだーまえだと思うんですけど、良さが全面に出ていたイベストだったと思ってます。完成度だと正直2章込みなので省いたんですが、2位に入れても良いぐらいまとまった良いイベントだった印象。After You Sleep -for the Blue ver.- 聴くたびに当時の感動が蘇ります。
蒼井がいちごにとってどれだけ大切な人だったのかがみっちり描かれていたし、2章じゃ見られない31Bの中の蒼井が見れたのも嬉しかった。お守り作ってる蒼井がクソデカ独り言言ってるの好きすぎる
一番好きなのはラストシーン。ナービィに一人語りかけるいちご。そのナービィはもしかしたら彼女の大切な人かもしれないし、そうじゃないかもしれない。でも、どちらだったとしても。いちごの蒼井への想いはきっと伝わっていた。そしてナービィの手を握って、戦い続ける覚悟を口にするいちごと映る青空。切ないけども、爽やかな読了感がたまらない。最上の切なさってこういうことなんだろうと思います。
なんか今思い返してて普通にちょっと泣けてきたので本当に好きなんだなーと感じられたし、ヘブバンリリース初期にこのイベストを読めたおかげでヘブバンに夢中になっていると言っても過言ではないと思うし、いつまでも大切なお話です。


というわけで個人的イベストランキングでした。こうして思い返すと、2022年のヘブバンって31Bが最高でしたね。本当に良い部隊。
今年は4章後編強すぎてめぐみの印象かな。イベスト限定だと柳イベと緋雨イベで抜群の存在感見せてくれた丸山かも。今年分のランキングもまた書きたいですけど、年末のイベント出てからかな。ちょっと今年はよりテキストが洗練されてきたのもありレベル高すぎて相当迷いますが……一番決まる気がしない……
ハイレベルなテキストと演出とKey独特の雰囲気を兼ね備えたイベストが月1で降ってくるヘブバンってとても贅沢なゲームだなあと思いますし、これからも末永く楽しんでいきたいです。

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