ラブライブ!にハマった。

ファンの友人に誘われ一緒にμ'sのアニメ見たら見事にハマった。
友人にラブライブ見たんだよねって話すと、何故か必ずと言っていいほど「え?まだ見てなかったの?」みたいな反応をされる。そんなラブライブ知ってそうなオタクなんですか私?

ずっと見たい作品ではあったのに、2020年7月5日まで1話の再生ボタンをクリックできなかったぐらいには、アニメという媒体は自分のペースで見れないしあんまり得意じゃない。が、discordやSkypeやらのツール使って通話しながら同時再生視聴会をするとちゃんと見れることがこれだけ生きてきて最近になりようやく分かってきた。つまりdアニメ開いて能動的に動くより視聴会開かれ受動的に見る方が動きやすい。なので俺にアニメ作品を勧めてくれる人は一緒に見てくれると有り難いです(何様?)

というわけで前置きが長くなったけどラブライブについてアニメの感想やら好きな曲やらつらつらと書いていきます。μ'sについてが主だけど他のグループの話も少しだけあるよ。

μ's

言わずと知れた伝説のグループ、μ's。
大学で周りに大好きな人がたくさんいたのが印象的だった。みんな、狂ったように映画を何度も見に行って、ファイナルライブのチケットを求めていた。
キャラクターの見た目や名前は知ってるし、大まかな口調や性格は知っている。楽曲もSnow halationでUOを折るらしい、というぐらいの知識はある。スクフェスが大流行していたのも分かる。
でも、肝心のアニメ本編を見なければなぜあそこまでこのコンテンツが流行り、みんなを夢中にさせたのかが分からないままだった。
何がそこまで彼らを夢中にさせたのか……あれから数年経った今ついに知ることができる。
そんな気持ちで、アニメを見始めた。

お、おもしれぇ~!!!!!
毎話しっかりまとまっていて分かりやすく、青春感溢れるストーリー。合間に挟まれ物語を彩る楽曲。これは確かに魅力的ですわ。
最初道路でいきなり踊りだした時は演出と分かってるとはいえビビったが、どんどん夢中になっていった。最初はちまちま見てたのに最後の方一気見してしまったもの。二期は3日で全視聴したし見終わった段階で朝5時だったのに勢いに任せて映画まで見た、それぐらいには面白かった。

というわけでざっくりしたアニメの感想。

一期については廃校阻止を目的にしたアニメ!って感じで最終回まで進むと思ったら、物語の途中で解決したのが意外性があって良かった。
μ'sの物語の始まったきっかけは廃校を阻止するためだったとはいえ、アイドルを続けるうちにやり甲斐や楽しさに彼女たちはファーストライブを通して気づいていた。阻止できても物語が終わるわけではない、あくまでそこは通過点でしかないのだ。「好き」だからやろうと思えたのだから。
ことりの悩む気持ちに気づけなかったことから自暴自棄になり、そんな「好き」の気持ちを忘れてしまった穂乃果はスクールアイドルを辞めようとする。原点であるファーストライブで得た想いを、自分を否定して嘘を付いて逃げるために忘れてしまう。そんな穂乃果はメンバーたちの言葉を聞いて改めてその気持ちを思い出し、海未に背中を押され走り、ことりに向かって叫ぶ。一緒にスクールアイドルをやりたい、と。永遠じゃなくても、いつか別の夢に向かうとしても、今を終わらせないために。「好き」を叫んだのだ、スクールアイドルへの、幼馴染への。
あくまで廃校阻止とかラブライブ出場とかいうのは物語の一要素でしかないとようやく気付かされた、ぶっちゃけおまけみたいなもんだ。大事なのは好きだから一緒に続けたい、好きだからスクールアイドルをやりたいという想い。ラブライブ一期は、愛の物語だったのだ。めちゃくちゃ感動した。穂乃果はただ元気なだけの子じゃなくて、大好きなみんなのためにしっかり物事を考えていて、迷惑かけたくなくて、だからこそすれ違ってしまった子だった。すっごい人間らしくて、大好きになっちゃった。
そうして彼女たちの物語に一区切りをつけるライブは、ファーストライブと同じ講堂で行われる。あの時とは違い満員になった景色は原点を思い出した穂乃果の辿り着いた場所として、この上ないぐらい完璧な答えだった。脚本が上手いよラブライブ……!!

二期については、一期で個別会がなかったメンバーを掘り下げていたのがまず印象的だった。希や凛のエピソードなんてこれ必須級だろって思ったし、一期だけで完結しちゃ絶対ダメな作品だと感じた。
一期は「好き」を貫く愛の話だったのに対し、二期は「いつか来る終わり」に立ち向かう話だった。いつかことりと一緒にスクールアイドルを続けたいと叫んだ穂乃果。「いつか別の夢に向かうときが来るとしても!」という自分の言葉と、向き合わなければいけない時が来た。μ’sを続けるにせよ終わらせるようにせよ、3年生は卒業してしまうのだから。
悩み抜いた末に、彼女たちは終わらせると決めた。アイドルグループにとってメンバーの入れ替えなどリアルでもよくある話だし、終わらせない選択肢だって取れたし、どちらの道だってきっと正しい。でも、彼女たちは今一緒にいる9人が「好き」だから、終わらせる。そんな決断をした11話はラブライブ全体で一番好きな話だし、うるっときた。「にこちゃん達のいないμ'sなんて嫌なの、"私"が嫌なの! 」がこの作品で一番好きなセリフです。やっぱり愛の物語。
念願のラブライブ優勝を果たし、μ’sの夢は叶う。自分達の夢を叶えた、さあ次はみんなの番!μ’sから受け取った暖かな応援という想いは、μ’sの世界だけじゃなくて、現実世界の我々にも響くものだった。叶え、みんなの夢――!

といっても実は物語は終わってませんでした。本当の本当に完結編、劇場版。
海外にまで活動を広げ、理事長にドーム大会成功のために継続を提案され悩む彼女たち。判断に迷う穂乃果は、A-RISEや謎の女性シンガーとの対話を通し改めて終わらせる決断を突き通すことにする。ちなみに正体は未来の穂乃果ではなくそっくりさんだと個人的には思っている。
しかし、このまま解散してしまうと、ドーム大会の開催に影響が出るかもしれない。「叶え、みんなの夢」という言葉通りにならないかもしれない。そんな彼女たちは、全てのスクールアイドルを巻き込んだ、μ’sの解散ライブでなく……スクールアイドルのコレカラを示すライブの開催を行う。ここでμ’sの物語が2期で終わらなかった理由に納得した、納得できる脚本素晴らしい。
スクールアイドルは、青春を生きる高校生達の限りある時間でしか活動できない存在。でも、だからこそ輝くのだ。スクールアイドルの無限の可能性を示すことで、μ’sの想いというバトンは世界中へと拡散される。「好き」の気持ちのまま駆け抜けた9人の物語は、「最高」の形で終わるのだった。
μ’s、しっかり終わったところが、凄い好きだなと思った。終わりのないコンテンツに触れる機会が多かったしそれはそれで良さがあるけど、やっぱり終わりがあるのもまたいいモノだよね……


なんか思ってたより随分真面目に感想を書いてしまったので、推しの話に移る。
μ’sは見た目の印象ではことりが一番気になっていた。髪長いしああいう前髪好きだし髪色も良い。髪の話しかしてないな。あとメイド好きなので……


そんな俺の頭を埋め尽くしたμ’sのメンバーは……

画像1

西木野真姫だった。ちなみに上の画面は、お気に入りシーンの1期7話の「真姫ちゃん、上級生だよ」と諭される西木野真姫である。いや最初の画像がコレとか変なセレクションであることは重々承知しているのだが、ずっとここまで平気でタメ口使ってたのをついに咎められるのがまず面白いし、しかも結構タメ口使いがちな穂乃果に言われるのがさらに面白い。あ、この記事は西木野真姫への歪んだ感情が書いてあるので好きな人は見ない方がいいかもしれないです。言うのおせえよ。

彼女に興味を持ったのは、4話の終わりだった。医学部入学を志すと聞いたので、てっきりグループに加われるまでには壮大なドラマと高い壁が待っているかと思いきや、なんかわりとあっさり加入してたのだ。いや、凛は分かるよ。幼馴染の花陽がいるから。でもきみさ、勉強があるんじゃ……悩んでるそぶりがあったしもうちょっと葛藤しても……

はっ、おもしれー女……

というわけで予想外のハマり方をしたのだった。自分でもよくわからん。
そこからの視聴はもう彼女が何かするたびにお前~~~!!!みたいな感じで楽しく見ていた。いや、一般的な西木野真姫推しと違うであろうことは分かっている。でも、俺は変な形で好きになってしまったのでしょうがない。面白い人、好きなんだ。もちろん馬鹿にしてるわけじゃないんだけど、面白いんだよ西木野真姫……予想外のことしてくれるし……サンタ信じてる事実、マジで好き。あ、顔がいいし声がいいし歌が上手いし2期5話の男装姿はいまが最高!状態になったのでそれだけじゃないです。弁明させてくれ。許してくれ全国の西木野真姫推し。フルネームか苗字呼びがデフォになってる時点で……お察し……
にこが西木野の次に好きなので、にこまきのことは一期終了時点で結構好きだった。なので二期は最高だった。二期十一話で素直になれない西木野が矢澤への一緒にいたいという気持ちを叫んだシーンは、俺のラブライブ史上一番感動して鳥肌が立ったし、深く心に刻まれている。

そんなわけで本編を見終わったのサブスク活用聴き放題タイムは主に彼女の曲を中心に聞いた。当然ずるいよMagnetic todayは真っ先に聞いて神コンテンツ!!!となったし、案の定BiBiの曲を特に気に入った。今ラブライブ好きになったことで得られたものもあるしそんな後悔はしてないけど、俺もファイナルライブ行って東京ドームでコールしたかったな……
というかぶっちゃけ西木野真姫の曲ばっか聞いてるせいでまだ全体の2割ぐらいしか聞けてない気がする。ここまで読んだフォロワーはμ'sのオススメ曲をリプライやDMで送ってくれると嬉しい。オタクの感想が聞けるよ。よろしくな。

情報提供有能友人のおかげでシングルのアニメMVも色々見た。「もぎゅっと"love"で接近中!」のMVが特に好きだった。

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に、西木野……俺にチョコくれるのか!?みたいなイミワカンナイテンションで見ていたのだが……

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西木野……お前は矢澤のことが好きだったんだな……と勝手に失恋した(お前は誰?)

その他Aqoursや虹ヶ咲、スクスタについて

え、オチそれ?というツッコミは置いておいて、その他グループの話。


まずAqoursなのだが、とりあえずアニメ一期は見た。けど13話の演出が個人的に合わなかったのと、4話が最高だったのにそれ以降ルビまるを推してくれなかったのと、何より推しをまだ見つけられていないので今の所それほどハマってないしまだ二期も見れていない。アニメは関係性を丁寧に描いてくれたしディスコミュニケーションに焦点を当ててくれたのは良かったんだけど、気になるところが多かったので……
ただμ'sの広げた可能性のおかげでAqoursが生まれたという概念は凄い好きだし、彼女たちだけの輝きを見つけようとしていくところも良かったので、2期と映画に期待。ルビまるはないらしいのが残念だけど。
曲に関してはバンナムフェスでギルキス見たおかげでラブライブへの興味が芽生えたところあるのでギルキス楽曲は視聴前からもうめちゃくちゃリピートしてたのだが、アニメ見終わったら他の楽曲もしっかり漁っていきたい。まだ俺はGuilty Night, Guilty Kiss!より好きな曲をラブライブで見つけられていない。

スクスタは8月に始めた。本当はラブライブ見終わった7月にちょうどよく西木野URがPUされてたのだけど、リセマラが終わらなくて始められなかった。それでも諦めずに貰える10連チケでひたすらリセマラしてたらなんと西木野URをPUなしで手に入れることができ、無事みんなのスクールアイドル活動を始めるのに成功した。ちなみにスクフェスは7月からやってるけどにこまきペアカードが手に入れられなくて心が折れてからプレイしていないですすいません
最初こそゲームシステム分からなかったものの今はとりあえずステータスあげてオートプレイで殴ればいいプレイングして上級をSランククリアできるぐらいには成長してます。ストーリーもちまちま読んで楽しくプレイ中。ぶっちゃけジャンルRPGだしタップ位置が2つしかない時点で音ゲーとしては微妙なのでそこ求める人はスクフェスやればいいと思うけど、衣装と3Dモデルの出来が良いのでMV見るのはすごい楽しい。ただMV対応楽曲が少ないでもっとくれ~!!あ、IDは728216725ですので申請よろしくお願いします。
あとあなたちゃんについて、設定なしプレイヤー主人公(アニメで固まったけどね)とはいえキャラが一貫してるしわざわざプレイヤーネームとあなたちゃんの名前を分けられることもあり、完全に一つのキャラクターとしてしっかり確立しているので好感持てるし楽しんでプレイしやすい。プレイヤー主人公ってキャラブレブレか虚無になりがちなので、アイドルに熱心なオタクというキャラが確立されているのは有り難い。

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このあなたちゃんのキm……アイドルへの愛には、いつも楽しませてもらっている。


最後に虹ヶ咲について。とりあえず一つ言えるのは曲がマジで良いということだ。無敵級*ビリーバーを入りたての頃に聞いたのだけど、アニメPVのクオリティは高いしDECO*27サウンドは最高だし歌詞は中須かすみに合ってるし……というわけでもう最高だった。そこから色々曲をdigったけど、元々DiverDivaの2曲が特に好き。ダンスミュージック系が好きなのでこういうのに弱い。またユニットCD出してくれるといいな。
曲数自体は他より年数が浅いしアニメもやってないから少ないんだけど、その分一つ一つの質が本当に高い。いままでと違いグループというよりはそれぞれがソロ活動している団体なので楽曲に関してもソロ曲がメインなため、一人ひとりの個性が全力で発揮された楽曲なので聴き応え抜群なのだ。どちらかというと全体曲よりソロ曲の方がアイドルモノでは好む自分にとって、この点は非常に気に入っている。スクスタのキズナエピソードのおかげで個人の掘り上げしっかりしてるのも安心。いやまだ全然読めてないけどね……キズナ溜め頑張らなきゃ……
そんな虹ヶ咲学園、最近発表された年内残りでCD11枚発売し新曲20曲以上という狂気のスケジュールには驚かされた。え、そんなに聞いて良いんですか?最高です、ありがとうございます、アニメも期待しています。とりあえず土日のオンラインライブは見る予定、ラブライブの単独ライブを見るのは始めて(バンフェス以外で見たこと無い)なのでワクワクする。

ちなみに今の所の推しはせつ菜で、これからも多分変わらないと思う。

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↑コレはめちゃくちゃわかるオタク語り

好きポインツについて、まず前髪が良いし髪型可愛いし髪長いし生徒会長モードのメガネとのギャップも良いしぶっちゃけビジュアルだけならラブライブで一番好きなのが大きかった。芸名設定も二次元アイドルモノとしては珍しいので面白いし、「好き」を貫く生き様はまさにラブライブ!って感じがするし、オタク溢れ出て早口になってしまうところも可愛い。あと歌がマジでうめぇ……CHASE!勇気もらえるし名曲すぎるめっちゃ好き~~
自分は他人の「好き」という気持ちは何より尊いものであるという価値観があるので、せつ菜を気に入ったのは必然だったかもしれない。とはいってもまだ彼女のことをそんなに語れるほど知らない状態なので、これから知ることができるのが楽しみ。


というわけで6000字越えて予想以上に長くなってしまったし眠いのでこの辺でラブライブハマりました記事は終わり。
このコンテンツを追うと決めたので、またこれからもラブライブ記事を書くことはあるはず。人生においてどんどん大切なものが増えていくので時間は足りなくなる一方だけど、マジで今楽しいので本当に知れて良かった。教えてくれた友人に感謝。他にも語れる人、リプライでも通話でもいつでもウェルカムなのでよろしくお願いします。
「好き」が溢れた、ラブライブというコンテンツ。そんな「好き」の気持ちが溢れた記事だと感じてもらえたら、この記事を書いた甲斐があったなと思います。

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