東急1000系の鉄コレを加工する③
前回
見ていない方は先に見ることをおすすめする。
ついに…!
先行して加工した1501がほぼ完成した。クーラーの白をやり直しているので後日載せる。
この記事では配線に着目したい。
配線する
今回は前照灯/尾灯から銅線を妻面方向に延ばし、室内灯の回路と合流、床板方向に接続した。回路図はまた別の機会に載せたい。
乗務員室上部と室内灯のブリッジダイオードと重なる部分はパーツや部品が屋根と干渉するため、一部切り欠いている。屋根を固定する穴が撤去されるのでゴム系接着剤を併用している。
配線の際、段取りを間違えると車体に近い位置で半田付けすることになる。適切に排熱し、注意して行った。
床板から車体の配線に通電させる部分は銅板とバネを使用し確実さと目立たなさを両立させた。以前は銅板どうしで製作していたが調整が難しいという課題があったため、片側をバネとした。バネとしたことで課題を解決することができた。
ついでに通電カプラーも
以前、神鉄6000系に試作した通電カプラー。電連付きTNカプラーを用意することがデメリットだったため、電連なし6個入りのものでも使えるように改良する。まだ作成していないので試作品で説明しようと思う。
電連付きTNカプラーの電連部分に0.5mmの穴を開け、U字に曲げたCRDの足(抵抗の足よりも若干細い)を入れる。この前に床板側の集電板か配線からカプラーへ銅線を伸ばして連結器側CRDの足に半田付けする。このときはクリップなどで排熱したほうが良い。角度を整えたり通電を確認すれば完成だ。
今後について
私は線を引き通してチラつきを防ぐよりも集電化改造する台車を削減しても電気を供給させるためというのが目的に改造した。コストを削減しつつ、スムーズな走行を実現するために引き続き試行錯誤する。通電カプラーではなくコンデンサを積むことも検討している。メンテナンスや耐久性も気になるものだ。先駆者の技術を参考にしつつ、色々試してみたい。