BeautyJapanセカンドインスペクションー自分にあるものとないもの
インスペクション前日と当日を終えて
BeauryJapan2022セカンドインスペクションが昨日行われた。
前回の感想はこちらで、今回は二部構成にしようと思う。
今私はインスペクションを終えた日の夜に名古屋を出て、東京にいる。そして、東京でこの文章を書いている。
インスペクション前日、私は前回の記事を読み返してみた。
そして、このような気持ちが沸いた。
1か月前の私は、不安と期待、そしてほかの方の熱意への圧倒感。特に不安が多く、自分の欠点も見つけ、不安だな、大丈夫かな、でもすごかったなぁというような遠巻きな感想だった。
それをこの1ヶ月間で、いいね事前審査の結果があり、撮影があり、日々の発信があり、共感覚アートの販売に至った。
発信を続けながらいろいろな気づきができ、そして自分の伝えたいことの芯がどんどんと強くなっていった。
実現していく、いろいろな世界が目まぐるしく変わる。
とにかく目の前のものに必死だ。がむしゃらだ。
それでいい、それでよかった。
あの時の不安は拭い去られ、こんなにも自分は自信に満ち満ちている。2回目のインスペクションはどうなるだろう、ああ、今は楽しさしかないや。
こう思っていたのはあくまでも前日。今の私はまた、違っている。
セカンドインスペクションを終えた心の変化
インスペクションは、色々な学びを得られ、仲間たちのことを知れ、
そして自信をへし折られる場だ。
今の自分に足りていないところ、見つめなおさないといけないところ。
それらを容赦なく突き付けてくる。
今回のメイクに、ウォーキング。
ファーストで内面の美を議題にしていた実技は、今回見た目の美しさにスポットをあてた講座がメインだった。
とても楽しく、学びがあり、そして
自分が自分の見た目を好きじゃない事実を叩きつけられる結果となった。
私は、自分の見た目が好きではない。
好きではないのに多くの発信で自分を載せているのはなぜか、それは高校時代から培った自撮りの技術があるからだ。
光、角度、どこでトリミングをすることで見せたくないものをごまかし見せられるか、目の錯覚を使ったものも考えながら日々撮っている。
そうして「人に見せられる自分」を演出しているのだ。
ネットで知り合い実際に会った人から最近「実物のほうがいいのにどうして加工をするの?」と言われたことがあった。
私には、とてもそう思えない。
その人は私をオレンジのオーラをまとっていると言った。
見えているだけで理由もわからないと言っていたのでなんとなく調べたらオレンジはカリスマ性があり、強運の持ち主らしい。
ネットの私はそうかもしれない。
でも私は、リアルの私はそんなことはないのだ。
高校生のときから、見た目が嫌いで、それで美容の知識を学んだ経緯がある。20代後半になり急激に太ってしまい、うまく痩せられないまま自分にもっと鞭打たずにきたことも事実だ。
先日嫌がらせに遭い、そのストレスで少し過食気味になっていた。
だけど「食べすぎてる場合じゃない」と何度も何度も思った。
負の感情に巻き込まれ自分に自信がもてなくなるような行動をいますぐやめろ。私はそんなふうに自分のお尻をまた叩いた。
学生時代チアの副キャプテンをしていて、ダンスが得意だったはずなのに、
うまく体で表現することができず、不格好で、とても自信をもてる私じゃない。こんなもの、だれが良しとするんだ。私が私を良いと思えないのに、周りがいいと思うはずがない。
私は休憩時間に、ウォーキングを習える場を探しそして、レッスンに通うことにした。そして、引っ越してから全身鏡がない環境で暮らしていたので、全身鏡を通販で購入した。
私はまずこの見た目への自信を、持てるような私にならないといけない。
そうしないといつまでもうつむいたままの私だ。そんな自分は、いやだ。
変わりたい。
人はなかなか変われない。だけど「変わりたい」と願えば、変わることはできる。私はとても悔しいと思った。自分の自信のなさが鏡にうつる様子を。
内面を磨き、発信力を磨き、あとは見ないようにしていた現実の私と向き合うときがきた。これは、ずっとずっとかくして、ずっと見なくていいやと思っていたものだった。
インスペクションでまたへし折られたこの屈辱を、1か月後にはまた違う自分になるだろうか。いや、なっているだろう。
そんな風に自分の道筋を立てた。
私が持っている最大限の「武器」
もちろん、自信をへし折られてしまうことばかりではない。
今自分にできていること、自信をもって言えることの再確認もできた。
私の得意な舞台はこの文章であり、SNSだ。
仕事にしていた、高校生からファンがいたという経歴もあるからこそできることで、
その中でも難しいといわれる「すべてのSNSを全攻略する」ことに成功した。たいていは、どれかが得意でもどれかは苦手など、なかなか難しいものなのだ。それを私はネットオタクを振り切り全てのSNSを武器にかかげることが可能となった。
これは、自分だけで独り占めしておきたいわけではない。
わからない人に伝えて、なんでも共有したいと思っている。
私の活動の信念が「伝えたい人に伝えるべきことを伝える」ことなのだから、私が情報を隠し持っていてもなんの意味もない。
その人に伝えて、私の何かが脅かされるようなことなど何もない。
だから困っていたら助け、培ってきたネットの力を教えられると本望だ。
今から仕事に向かうが、文章があふれてくるため耐え切れず勢いにまかせて書いた。そのあとは初めてのポートレート撮影だ。これも自分を表現する、自信を持つために慣れていこう。
後半は実技などの感想を詳細に書いていこうと思う。
山口葵
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