鬼滅の刃無限列車編をIMAX上映で見てきた話(IMAX上映はいいぞって話)

下記は『劇場版鬼滅の刃無限列車』のネタバレを多大に含んでいますので未鑑賞の方はお気を付けください。

映画館で鬼滅の刃無限列車編をIMAX上映で見てきました。
そもそもIMAX上映のいう「臨場感」とはなんなのか。
劇場ホームページにある動画をみてもいまいちよくわからない。

https://youtu.be/Knffkv6Ya7E

https://109cinemas.net/imax/imax-laser.html

私が行った109シネマズのIMAXレーザーの紹介動画では主に色彩の鮮やかさをメインに紹介していたように思う。
色彩の違いであれば、やはりアニメーションより人間の演じる映画の方がより鮮やかさがわかるのだからそこまでの感動はないだろうと、
IMAXとはなんぞや、と、正直期待値はまったくあげてなかったのだが、以下のスクリーンショットが、IMAX上映映画鑑賞後の鬼滅LINEグループへの感想の投稿である。

いや、なめてた。IMAX上映体験前は通常料金プラス600円か…高いなとか思ってました。しかし、IMAX上映体験直後のこの興奮ぷりでそれが覆されたこと、どれだけ凄かったかがある程度は察することができるだろうとはおもう。

音声の押し出し方次第で、映画館の作品の内に入ってしまう臨場感を味わえるのだ。

それは錯覚だよ…と言われてしまえばそれまでではあるのだが、私はあの映画館での経験の中で確かに劇場内を対角線上に無限列車が走っていく感覚を感じた。煉獄さんの斬撃を感じた、猗窩座の拳撃を受ける感覚を胸に感じた。それは全てIMAX上映の音響の送り出したものだ。

炭治郎の花札の耳飾りのカランとなる音、ここに居たいと言う炭治郎のため息のような吐息、「夢」の中で再会を果たした時に流れるBGMは小雨のように降り注ぐ。

そしてなんといっても、ここだ。

煉獄さんのあばらの折れる音が聞こえたときは息を飲んだ。そして猗窩座の腕が陽光を浴び煉獄さんの鳩尾から無くなったことであふれ出た血の溢れる音。

「音があざやか」なのだ。

別の友人にIMAX上映の感想を話した際に貰った返信にあった言葉。

「普通の作品は外で観てる感じがするけどIMAXは中で見てる感じ」

この言葉に尽きるものだと思う。

最後に、ちょっとでもIMAX上映が気になっている人は観に行ってほしいと思う。好きな作品の上映を待っている人、推しの全てを余すところなく観たい人、映画は何度も行かないから1度でいいやと思っている人も。

人の感性はそれぞれなので100%のIMAX上映の臨場感までは保証することができないが、ほんの少し高いがそれに見合うだけの価値があったように私は思う。