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救われたり殴られたりする交換日記

「日常というものの底力」という記事でも紹介した古賀及子さんの『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』の発売記念・公開交換日記イベントに申し込んでいたのだが、その冊子が送られてきた。

イベント参加申し込み者25人の全員が書いたある日の日記を日にち順にならべ、それぞれへの返信になるような、もしくはそこから触発された古賀さんの日記がその間にある。
一人一人と古賀さんとの交換日記であり、全然知らない人たちの日常を古賀さんの日記で連結した壮大なひとつながりの、知らない人同士の日常でできた作品集のようなものでもある。
めちゃくちゃに面白く感動的な冊子であった。

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1,966字
すべて未発表、noteのみのエッセイです。

シェアハウスでゆるく共同生活をしながら、人生のあれこれについて小声でお話しするようなマガジンです。 個人的なこと、「これはシェアしたほうが…

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