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あおいうには何故「青」なのか。

私が「青」を意識し出したのは、2013年のメンヘラ展時代。

作家仲間に「あおいうにさんは青の発色がとても綺麗ですね。だから、あおいうにって名前なんですか?」と言われたことからだ。

それまでは無自覚に「青」を多用していたように思う。

私が「青」をテーマに描くことになったきっかけの言葉だ。

それからは意識的に青を絵に取り入れてこれまで制作してきた。

しかし、その「青」の原点は何なのだろう?

ちょっと考えてみたい。


【推測その1】太平洋の海から

私の故郷、茨城県日立市には太平洋の海が広がっている。

これを毎日見て育った。

海のブルーが原風景としてあるかもしれない。



【推測その2】水色の髪の毛のヒロインから

私は水色髪フェチなのだが、これは小学生の時に「天使の巣箱」の真珠ちゃんという水色髪の男の娘が好きだったことや、

「今宵も召しませアリステイル」のアリステル=レスデルが水色髪だったことに由来する。

それ以降も、好きになるキャラの髪色は青だったり、薄紫だったり、銀髪だ。ほぼブルーに近い。

その、髪色のブルーにフェティシズムを感じて、絵も青くなるのかもしれない。 



【推測その3】心理状態から

青の持つ色彩心理は、冷たい・涼しいといった印象があり、冷静、悲しみなどの意味がある。

私は絵を描くときに理性を大事にしている。その心理状態が青のチューブを手に取らせやすいのかもしれない。




色々推測はしてみたが、これといった答えはまだ出ない。

深層心理にはあるだろうが、それを見つけるにはまだまだ時間がかかりそうだ。

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