100点満点は…

親はいつから親になるのだろう。
命はどこから来るのだろう。
親とはどのような存在なのか、
子供とはどのような存在なのか。
親とはどうあるべきなのか、
子とはどうあるべきなのか。
親としてどう在りたいのか、
混沌とした世界でおやこのみちを考える親子道を提唱しています。

はじめましての方もふたたびの方も
お立ち寄りいただきありがとうございます♪

私が小学生の時、学校のテストは、授業を聞いて、教科書を読んでいれば、多くの生徒が、ほぼ100点を取れるものでした。それが後々どう響くのか、最近富にかんがえてしまいます。

社会に出ると、100点なんてどこにある?という感じですし、知らないことの方が多すぎて知っている事のほうが、はるかに少いです。

そう!人生は知らないことの方がはるかに多い。
なのに、100点を取ることが普通だった小学生が、中学生になって、急に100点とほぼ無縁の世界に移行したとき、一体どんな心境になるのだろう…。
ホルモンバランスが乱れる多感期にも突入して、精神状態も不安定なとき。更に高校はもっと差が出る。背伸びをして入った学校、余裕を持って入った学校。自分と周りの生徒との学力差によって、劣等感を感じたり、優越感を感じたり。

しかしながら、根本に100点をとって当たり前精神が宿っているとすると、たとえ90点だったとしても、できなかった部分に注意が行って、できた部分は置去りにという傾向になってしまう。そして「どうして間違った?なんで?」と自身に無意識に問いただしてしまう。

「間違い」や「忘れる」「勘違い」これらみんな人間の特性。だからほんらいは知らないことが当たり前なのに…。そう思うことが出来なくて、苦しくなる。自身を無意識にせめてしまう。

知らないことが当たり前なのだと、客観的に認めて受け入れることが出来たら、どんな世界が広がるのだろうか…

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