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2021年4月の記事一覧
無人タクシー(ショートショート)
「お客様、有人タクシーか無人タクシーどちらのほうが、安心しますか。」
「えっなんですか急に」
お客様も唐突な質問すぎて、びっくりしているよなぁ、あれから3年で復帰できたのは、救いともいえる。
社長は、有言実行してくれたよ。本当に、再雇用してくれたのだから、しかし、今回ばかりは、時代の流れに、心が折れそうだ。
また、感染病が流行ったら、また利用者が減るだから、一部のタクシーを無人運転にするという話だ
爽やかな朝(ショートショート)
古いラジオからラジオ番組の放送が流れていた。
今日は爽やかデーということで、爽やかな音楽を聴かせたいと思います。
そんな前振りとともに、流れた音楽は、疾走感のあふれる音楽だった。
そのおかげで、気持ちよく目覚め、おおきなあくびをした。
「あぁ、朝がやってきた。」と呟いて、1日の始まりの合図がなったことに、やれやれと思う。
朝が来なければ、1日を乗り越えるための気力を使うこともないのにと、ぼやいたり
凡才たちのパレード(ショートショート)
思い出の破片探してます。それが、普遍的な毎日です。ちょっとだけうつつになりがちなのは頭のせいなんだと思う。
私は芸術的な作品になりたくて、アーティストチックな考えに浸りたくて、凡才のかけらをあつめて、文章にしている。
自分の中では、クソ駄作に感じて、はずかしいけど、頭の中の全ての表現かき集めて、つめこんでいる。
小説のルールなんて、全部無視して、書きたいものを詰め込んでいる暴力てきなものだ。
ルー
ベリーキャンディとワイン(ショートショート)
僕の頭内時計が、深夜の鐘を鳴らした時、僕らは出会ってしまった。
彼女は、僕のツイッターにフォローしてきて、胸元をアイコン写真にしてるから、鐘がなったんだ。
頭内時計が深夜の鐘をならさなければ、ダイレクトメセッジーなんて、とっくにむししていたはずだった。
ツイッター初心者なんです仲良くしたいからLINEをしましょうという文面が飛び込んだ。
僕の指は、吸い込まれるがままに、iDをおしていた。
もしかし
魔法自転車教習所(ショートショート)
私は期末テストに出てくる範囲の呪文の勉強をしていた。
変身魔法に、身代わり魔法、覚えることがいっぱいで、頭がいっぱいになるが、明日がテストなので、詰め込まないといけない。
私が自分の部屋で、勉強していると、ズカズカという足音ともに、母親がやってきた。
母は、「期末テストが終わったら、夏休みに入るでしょう。そしたら、時間があるし、魔法自転車の免許を取りに行きなさい」と言った。
威圧的な命令形に、嫌な