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マッチングアプリ こんな人でした。①

みなさんはマッチングアプリを知っているだろうか?最近では昔ほど拒否反応を起こす人はいなかった。そしてご存じだろうか?サクラが多いこと!結婚詐欺が多いこと!宣伝通りではないこと!

まっともかく私が体験したマッチングアプリで知り合った人たちについて話して行こう!

そもそもだいぶ若いころ、”ダーリンは外国人”という本を読んで憧れた。しかし、その当時は外国人と出会う機会はそうそうなく、英会話で通った米軍の基地くらいしかなかった。しかし若い人たちと出会うチャンスは私にはなかった。そしていつかそんな甘いも忘れていたが、50歳を過ぎてマッチングアプリというものがあることを知る。

発端はロマンス詐欺に出会ったことだった。あの甘さは私が昔臨んでいた物だった。しかも英語が話せるようになるなんて一石二鳥じゃない!と浮ついた。そして最初に登録したのは”ペアーズ”だった。

日本に住んでいる外国人は結構いた。その中で一人私の心のスタートを切って相手に出会ったのだった。。。日本には調査で来ていると話していた。携帯のLINEチャットを翻訳を使ってやり取りしていた。しかしこれがかなりおバカな翻訳でいつも誤解が生じていた。1か月も過ぎた頃だろうか会う機会が訪れた。約束の日が近づくにつれ彼の質問事項が多くなっていった。好きな食べ物からどんな人と付き合ったのか。何人付き合ったか。どうして別れたかなどまるで犯人に尋問しているかのように質問された。。。以前婚約をしていた彼女が自分が仕事で海外へ行っている間に自分の友達と浮気をしていたことが原因で別れたと彼は話していた。私はだから慎重なのかな?と極楽とんぼはそう思った。

ただ一つ気分が浮かなかったのは会った時に私は英語は話せない・・・という大問題があった。すると彼は翻訳機を使えばいいし、チャットすればいいよ。。??だって目の前にいるのにだまってチャット会話???

彼が送ってくれた詩はとても文学的というか固いかんじの詩だった。ホテル住まいだったので食事はどうしているのか聞くたびに今日はお寿司を食べた。又?えっ?またまた?どんだけ好きなんだろうと疑問に思ったっけ。。好きな歌はマイケルジャクソンの題名は・・・(忘れてしまった。。)バラードだったのは覚えている。毎晩チャットをしたがすぐに返信しても既読にならない。。一定の時間がかかるのが心にひっかかった。

私たちは今まで興味を持った物や失敗してきた話、好きな食べ物、行きたい場所など沢山話をしてきた。そしてあのXデーは突然やってきた。
彼は私にいつものように質問をしてきたのだった。(なぜか今それを覚えていない。。。)私が答えるとその時は速攻で返信が来た。それは・・・



”どいつもこいつも日本の女はみんな同じだ!”と私は意味が分からずしばし画面を見つめているとあっという間に部屋から出て行ったのだった。

今思い返すと彼は恋人にする相手のチェックリストを持って、質問するたびにOKのチェックを入れていったように思う。つまり私自身を見ていたのではなく彼の望むキャラクターを探していただけだった。。。

あ~あ・・・。一瞬は頭が真っ白になったものの堅苦しそうな性格に少し無理かもしれないと思っていた分ほっともした恋だった。




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