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プロット沼(倉庫)。

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日々プロットを作っていき、脳裏に沈めておく沼(倉庫)です。随時サイレントアップデート。
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2023年10月の記事一覧

クマの妻、第4話「絵本と猫」(209文字編)と(640文字編)

夫が死んで数年が経つ。 今朝、遺品は見つかった。物置に三冊あった。 それは彼の母と前妻と娘にあてた絵本だった。表には「クマの妻」なるタイトルと熊の姿をした私が描かれていた。絵本は開かなかった。 「にゃお」 夫がかわいがった猫が、私をよぶ。私は大きく成長した猫を、両手にさげて、物置の裏まで連れて行った。 「にゃお」 猫がまた、鳴く。 彼が眠るりんごの木の根元でしゃがむと、 「にゃお」と猫は一段、高く鳴いた。 猫をおろして三つの絵本を埋めた。 夫が死んで数年が経つ。屋根裏から遺

(仮)地雷系デート@プロット沼

2711文字・60min タイトル:(仮)地雷系デート ■どこ(テーマ・モチーフ・事件・人物)を読者に読んでもらいたいか? ☞昨日、渋谷に行った。地雷系メークを見て知ってそれを使った小説(エンタ)のプロット。 ◉奇妙な物語(筆者の僕が思う、これぞ小説だという物語)を書き(読者に読んでもらい)たい。 ■テーマ(モチーフ):地雷系メイク(お面)本来の自分を隠して、自分が向かうべき場所へいけるメイク。 ■舞台:バイト先(奇妙なコンビニ)、渋谷、 ■登場人物 ◉ぼく:主人公