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400字日記(リニューアル版)

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400字日記をリニューアル 日記に通底するテーマ 「すべては作家人生のために」 400字に入れること➡︎日々に見た感じたもの(具象) 四百字をどのような形式で見せるか? ➡︎「第…
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2024年2月の記事一覧

「上陸者」ボツ原稿_fact.3〜fact.26@プロット沼

21027文字・60min ■サービス稿です。序章から。(改変の可能性が高いため) ================== プロローグ 浜  海中に蟹がいる。蟹は、海中で泡だった波に揉まれ、前に後ろにたおれ、からだを起こす。蟹はじぶんが蟹という認識はない。蟹はニンゲンとはちがうシステムで考え、海のなかをあるく。蟹はニンゲンのことば、言語、その意味と概念とは別の世界で生きる。蟹の突きでた目に、黒色に死んだ藻にアオサが絡まる。泡で揉まれて水流で消える。波に押し流され、蟹は滑

二月下旬 / 春。やっぱり、大作家の言葉はすごい。

14273文字・60min 二月十五日(木)晴れ。体重91.6kg 体調はふつう。歯痛は強い。執筆に影響が気になる。 九時半に起きて十時四十分までアプリゲー(sky)をやる。メモ:マッチングアプリでパートナーを探す男女は人生に伸び代がない。十時半シャワー。郵便局へ。十二時二十分より前橋市立図書館に。十三時半にパン。坂口安吾の「桜の森の満開の下」を読む。改めて感動する。語りかたが上手すぎる。芥川龍之介などこの時代の話の流暢な運びは圧巻だ。それと内容が面白すぎる。十四時半より

一月下旬 / 執筆は苦痛だが、理想の生活。

14000文字・15min 一月十六日(火)晴れ。体重93.2kg 体調はわるい(朝はひどい)。 九時半に目覚める。憂うつだ。十九日に精神科に行くのだがそのせいだと思う。「職場に行くと思だけで急に悪寒や吐き気や体調を崩すひと」がいるがそれとおなじだ。やはりダメ。ベッドに伏す。十一時半にようやく起きる。切り替えて第二書斎でやることに。昨日のハンバーグで昼食。第二書斎をクイックルワイパーで掃除する。猫が膝に乗って壁に貼った「羊をめぐる冒険」の目次をにらむ。夜は集中できず。夜半