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日々是短歌、ひりだす哉。

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素人俳句です。 手元に一冊「短歌研究2021年6月号」を持ち、それを頼り(ほとんどバイブル)に日々一首をひりだしていきます。
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#俵万智

日々是短歌、ひりだす哉。 4/8(月) / 13

「ほらこっち」ねこじゃらしふれどまんじりともせず タマが見るのは主(あるじ)の視線 ■ミニ解説(コラム?) ウチの猫は冷静なのか主人があやすのが下手なのか? 乗ってくると狂ったように「獲物」を追いかけるがあ。けれど乗ってくるまでは冷めている。女の心理に似ているか。が、一旦獲物を仕留めてしまうと「もういいや」ってなる。男っぽい。とはいえ猫は自分の都合で甘えてくる。男にも女にも猫っぽいところはある。 今日も俵万智特集です。(以下は、YouTuber祐真(スケザネ)さんの講評で

日々是短歌、ひりだす哉。 4/5(金) / 10

たんと食っていきなはれ梅でも昆布でも我が家のぶぶ漬け ■ミニ解説 京都に住んでいたころ禅寺の寺男をやった。世話になる前にぶぶ漬けをもらった記憶がある。こんどは寺男になって夕飯をごちそうになった。するとこんどはカレーを七杯もお代わりすることに。わんこそばのように出てきたな。笑。あれはぶぶ漬け(ぶぶカレー)だったのか、やさしさだったのか。笑。 ■反省点 ぼくの歌は、やはりちょいと「芸(ひねり)」がないですね。 以後考えものか季語とか芸風とか学ぼうか語呂合わせは捨て バンザ

日々是短歌、ひりだす哉。 4/1(月) / 6

今回は、お下品に書きます。 前日、十時間の執筆に追われて頭からシューシューと湯気がでおります。 ストレス発散に作りました。 休日の御苑で大の字寝そべって おつむは巨乳にうずもれて お股のテントはピンとハレルヤ じぶんで書いて、よくわかんない。笑。でも、よくわからないこのニュアンスは好きですね。さいきんわかったことですが、歌はリズムと語呂とことば(日本語)のチョイスですね。人となりが出る。季語とか玄人の技巧(修辞)はよくわからないけれど。 女性のセーフのラインがイマイチ

日々是短歌、ひりだす哉。 3/31(日) / 5

市街地をそんなに急いでどこへ行く 郡馬七七 日産マーチ 昨日の運転中に思いつきました。運転中に追い越された車をそのまま描写です。レジュメはありません。 この歌での工夫は「郡馬七七」「日産マーチ」は架空のことばです。 実際見た車種は「ホンダ」の「シルバー」の「アコード」だったかな。 それだと語呂が合わない。 俵万智さんの有名な「七月六日はサラダ記念日」のくだりは本当は七月六日ではなかった。というのは有名です。 短歌は小説や盆栽や日本庭園の美などとおなじ「人工物」です。荒々しい

日々是短歌、ひりだす哉。 3/30(土) / 4

今日も五秒で降りてきました。 朝起きてボカロでテンション上げようと 肩を揺らすはリンダリンダ レジュメ 朝日、日の出、朝焼け、夜明け、朝日、旭日、初陽、朝暾(ちょうとん)、朝日の御旗 今日の玄人の二首 「夫婦などつまらぬ日常」と言う君の語が我には眩し 俵万智 「チョコレート革命」より ■ミニ解説(僕の私見です) この時代の女流作家は不倫の視点からが多いように感じる。不倫それ自体がテーマやモチーフのトレンドになった。バブル景気になって女たちはお金を自由に使えるように

日々是短歌、ひりだす哉。 3/29(金) / 3

今回から、短歌の創作レジュメを歌の後に記していきます。 (なぜ結果的にそのような歌になったかをあとで復習をするため) 雨樋に広がる水の輪 春を見る 猫は膝上 まだ肌寒き 寄せては返す 三寒四温 レジュメ 雨 雨樋 水の輪 窓の滴 梅雨 かなと おもえば、猫(は震え) 丸まり 部屋で 季節(直球すぎるのでボツ) こよみ(暦) にゆれる 三寒四温 寄せては返す 波 水の輪 部屋  今日の玄人の二首 これやこの 行くも帰るもわかれつつ 知るも知らぬも あふさかの関 (これや

日々是短歌、ひりだす哉。 3/26(火) / 1

なにせ素人です。 作家の師匠に新たな試練を仰せつかりました。 丸山健二先生の《語彙の三語三文日課:手書き帖》は日記に。 不定期です。 まずはnoteにアップさせることで短歌創作の日々のモチベーション保持のため。 繰り返しますが素人です! 人生初の短歌です。 ★後記) 一首を、二首に分けました。 スッキリしますね! 今日の気づきは情報は入れすぎないほうがいい! 膝で温まる猫 おなじ速さで老いる ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 水面が跳ねる音 雨か 桜散る朝 以下、玄人の