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日々是短歌、ひりだす哉。

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素人俳句です。 手元に一冊「短歌研究2021年6月号」を持ち、それを頼り(ほとんどバイブル)に日々一首をひりだしていきます。
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#解説

エニグマ男のエニグマ的さけび声 / 20240531fri(400字)

散歩をして道端に芽吹いた植物を見て感動した。 そんな記事を書いてもいいが、おれはそんな文章は読まない。 足りない知識で身勝手な常識を書く奴が多すぎる。大概、老害の年代だ。狭いじぶんの常識を報告してマス掻いてるだけ。「記事は明日書きます。今日は挨拶です」ってバカか!おれの時間を返せ!  女性が自由になれなかったのは当時の政府のせいだ。ってバカか。こう言う奴に限って、 「お父さん。わたしAV女優になる! ようやく本当のじぶんに向き合えた」 「それだけは絶対にやめてくれ!」

日々是短歌、ひりだす哉。 4/8(月) / 13

「ほらこっち」ねこじゃらしふれどまんじりともせず タマが見るのは主(あるじ)の視線 ■ミニ解説(コラム?) ウチの猫は冷静なのか主人があやすのが下手なのか? 乗ってくると狂ったように「獲物」を追いかけるがあ。けれど乗ってくるまでは冷めている。女の心理に似ているか。が、一旦獲物を仕留めてしまうと「もういいや」ってなる。男っぽい。とはいえ猫は自分の都合で甘えてくる。男にも女にも猫っぽいところはある。 今日も俵万智特集です。(以下は、YouTuber祐真(スケザネ)さんの講評で

日々是短歌、ひりだす哉。 4/6(土) / 11

春のどか水面で羽を洗うは雀か雲雀(ひばり)か 黄味がかった口ググればムクドリ ■ミニ解説 じつはこれはかなり時間をかけて文字をいじった。季語(のどか)をどこに入れるか? とか。粘土のようにこねくり回した。結果、分かったことは、いまのじぶんは短歌にかんする腕が足りない。圧倒的に知識と技術が足りない。これじゃじぶんが楽しめない! そうだ! まずは楽しまないと。 ということで、ここで放置することに。 久方の光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ  紀友則『古今集』 ■ミニ

日々是短歌、ひりだす哉。 4/5(金) / 10

たんと食っていきなはれ梅でも昆布でも我が家のぶぶ漬け ■ミニ解説 京都に住んでいたころ禅寺の寺男をやった。世話になる前にぶぶ漬けをもらった記憶がある。こんどは寺男になって夕飯をごちそうになった。するとこんどはカレーを七杯もお代わりすることに。わんこそばのように出てきたな。笑。あれはぶぶ漬け(ぶぶカレー)だったのか、やさしさだったのか。笑。 ■反省点 ぼくの歌は、やはりちょいと「芸(ひねり)」がないですね。 以後考えものか季語とか芸風とか学ぼうか語呂合わせは捨て バンザ

日々是短歌、ひりだす哉。 4/3(水) / 8

昨日、軽トラックでふと思いつき。音声メモを残してた。それをすこし手書きで変えて、下記に。 noteの下書きにあったので、アップさせるだけで。今日は楽です。 (上記のことばも語呂合わせっぽくなってて、違和感が、笑) 他者に伝わる言葉などこの世に無きに等しい我が作家人生かな 今日の玄人の二首 「とりかえしのつかないことがしたいね」と毛玉を玉に巻きつつ笑う 穂村弘「シンジケート」 ■ミニ解説 エロチックな余韻がふくむ歌ですね。「取り返しのつかないこと」が絡まる毛玉。当てる

日々是短歌、ひりだす哉。 3/29(金) / 3

今回から、短歌の創作レジュメを歌の後に記していきます。 (なぜ結果的にそのような歌になったかをあとで復習をするため) 雨樋に広がる水の輪 春を見る 猫は膝上 まだ肌寒き 寄せては返す 三寒四温 レジュメ 雨 雨樋 水の輪 窓の滴 梅雨 かなと おもえば、猫(は震え) 丸まり 部屋で 季節(直球すぎるのでボツ) こよみ(暦) にゆれる 三寒四温 寄せては返す 波 水の輪 部屋  今日の玄人の二首 これやこの 行くも帰るもわかれつつ 知るも知らぬも あふさかの関 (これや