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日々是短歌、ひりだす哉。

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素人俳句です。 手元に一冊「短歌研究2021年6月号」を持ち、それを頼り(ほとんどバイブル)に日々一首をひりだしていきます。
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2024年3月の記事一覧

日々是短歌、ひりだす哉。 3/31(日) / 5

市街地をそんなに急いでどこへ行く 郡馬七七 日産マーチ 昨日の運転中に思いつきました。運転中に追い越された車をそのまま描写です。レジュメはありません。 この歌での工夫は「郡馬七七」「日産マーチ」は架空のことばです。 実際見た車種は「ホンダ」の「シルバー」の「アコード」だったかな。 それだと語呂が合わない。 俵万智さんの有名な「七月六日はサラダ記念日」のくだりは本当は七月六日ではなかった。というのは有名です。 短歌は小説や盆栽や日本庭園の美などとおなじ「人工物」です。荒々しい

日々是短歌、ひりだす哉。 3/30(土) / 4

今日も五秒で降りてきました。 朝起きてボカロでテンション上げようと 肩を揺らすはリンダリンダ レジュメ 朝日、日の出、朝焼け、夜明け、朝日、旭日、初陽、朝暾(ちょうとん)、朝日の御旗 今日の玄人の二首 「夫婦などつまらぬ日常」と言う君の語が我には眩し 俵万智 「チョコレート革命」より ■ミニ解説(僕の私見です) この時代の女流作家は不倫の視点からが多いように感じる。不倫それ自体がテーマやモチーフのトレンドになった。バブル景気になって女たちはお金を自由に使えるように

日々是短歌、ひりだす哉。 3/29(金) / 3

今回から、短歌の創作レジュメを歌の後に記していきます。 (なぜ結果的にそのような歌になったかをあとで復習をするため) 雨樋に広がる水の輪 春を見る 猫は膝上 まだ肌寒き 寄せては返す 三寒四温 レジュメ 雨 雨樋 水の輪 窓の滴 梅雨 かなと おもえば、猫(は震え) 丸まり 部屋で 季節(直球すぎるのでボツ) こよみ(暦) にゆれる 三寒四温 寄せては返す 波 水の輪 部屋  今日の玄人の二首 これやこの 行くも帰るもわかれつつ 知るも知らぬも あふさかの関 (これや

日々是短歌、ひりだす哉。 3/28(木) / 2

なんと! 一発で、頭に降りてきました。 (これが、小説のアイデアだったらいいのに! っもう!) なんか言うた 首すじ見られ僕は赤らみ 濡れ光るグロスにハッとなんの日 下記は今日の玄人の二首です ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ ため息をどうするわけでもないけれど少し厚めにハム切ってみる 俵万智 ■ミニ解説 解釈の幅が広い! ため息って、明るいため息なの? 暗いため息なの?  そんな曖昧な感じ、そのまま歌になっている。読み手によっては「少し厚めにハム切ってみる」に明るさをみる

日々是短歌、ひりだす哉。 3/26(火) / 1

なにせ素人です。 作家の師匠に新たな試練を仰せつかりました。 丸山健二先生の《語彙の三語三文日課:手書き帖》は日記に。 不定期です。 まずはnoteにアップさせることで短歌創作の日々のモチベーション保持のため。 繰り返しますが素人です! 人生初の短歌です。 ★後記) 一首を、二首に分けました。 スッキリしますね! 今日の気づきは情報は入れすぎないほうがいい! 膝で温まる猫 おなじ速さで老いる ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 水面が跳ねる音 雨か 桜散る朝 以下、玄人の