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アンジュルム愛媛公演感想 #愛媛0514

アンジュルム
2023春コンサートツアー「BIG LOVE」
2023/5/14 愛媛県県民文化会館メインホール
開場17:00〜 開演18:00〜


意思表示の手段が胸元でペンライトを振ることと拍手の2つだったライブ生活に終止符が打たれ、ついに数年ぶりに単独公演でのコール復活!
その初回である愛媛公演に行ってきました…!

ここは天国か?ってくらい楽しく素晴らしい公演でした。いやぁ…これが現場の力かぁ。

あまりの素晴らしさに終演後は呆然としてしまい、さらに着席公演だったのになぜか大腿の外側が筋肉痛という謎現象に笑いながらとりあえずビールを飲みました。アンジュルムはやっぱり最強。でも最強すぎて記憶が結構とんでしまった、もう1回リピートしたい。

本当はこの時(2022 ANGEL SMILE武道館)みたいに曲順に感想を残せたら良かったのですが、#愛媛0514では一番書き残したいことがまた別にあったので、その内容をメインにして記録しておきます。



ライブに繊細な双方向のコミュニケーションが帰ってきた


数年ぶりのコールありライブでまず感じた事は「そっか色々と言えるんだ!」でした。コールで名前を叫ぶことができる喜びや、絶妙なタイミングで聞こえて会場に笑いを生む「俺もー!」に愛しさを感じました。
最後のMCで佐々木莉佳子さんが「名前って重要なんです」と言ってくださって、声によってステージ上のメンバーに少しでも直接愛を届けられること、それがメンバーに聴こえてそれが伝わる事が本当に嬉しかったです。

そしてなぜかヲタクに「おかえり〜」と呼びかけたり、「最後の曲でーす」に対する「え〜」を聞いて「それ忘れてた〜!」と心から楽しそうに言う竹内朱莉さん。
メンバーもライブをヲタクとの双方向のコミュニケーションだと考えてくれているのかな、少しでも愛を伝えようと今こうやって声を張り上げている事は無駄ではないのかも、と感動しました。こんな幸せな空間を作りあげてくれるアンジュルムの皆様に感謝するのと同時に、ライブという空間で少しでもヲタクとして愛を届けたいし、コールはその手段のうちの1つであると感じました。


歴史を作っていくには「変わり続けられるような勇気、変わらぬままそこにある真理」の両輪が必要


今ツアーのセトリは6スマ曲が多く、スマイレージ曲への経験が浅いヲタク(もちろん私も)が多い中で、百戦錬磨のヲタク諸先輩方の頼もしさったらなかったです。竹内朱莉さんのMCで「いわゆるスマヲタの方々」と呼ばれていた方々ですが、コール力が尋常ではなく、6スマ曲の細かいコールも諸先輩方のお陰でその場で知って2番から便乗したりと、大変ありがたかったです…。
数年間途絶えてしまった客席での歴史を一気に教えてもらえたような気持ちになりました。

この公演のMCは全員がそれぞれに印象的で素晴らしかった(ここだけでも円盤化してくれ…)のですが、為永幸音さんの「今日アンジュルムのライブで初めて声出しした人いますか?」からの「私も今日初めての方も一緒に楽しめて本当に嬉しかった」というMCに、アンジュルムの未来はこれからも続いていくと感慨深くなりました。

「未来」の具体例としては、#愛媛0514では「アイノケダモノ」の落ちサビでの「鈴蘭さまー!」を次回からやってみてというメンバーからのお達しがありました。竹内リーダー曰く「ダメって言われたらやめたらいいからw」とのことです。さすがのストロングスタイル。ヲタクもきっとこうやって鍛えられてきたのですね…。

そして両者の結晶としての「うの係新規」。

…唐突に架空の言語で熱く語ってしまい大変申し訳ありません。「うの係新規」とは、コール解禁公演は初めてだけど、「うっ」に挑戦されていた方々のことを私が勝手に命名しました。
偶然ご近所の席にいらっしゃったのですが、古参ムーブの「うっ」とピンクや緑に光るサイリウムの対比に、過去と未来がフラットに交錯するアンジュルムのライブを象徴しているようで美しかったです。



アンジュルムはライブにおいて双方向のコミュニケーションを図り続けていたんだ、それが毎公演ごとに積み重なり歴史となったんだ、この公演もまたひとつアンジュルムと観客が作り上げた歴史になっていくんだ、と胸がいっぱいになる公演でした。アンジュルムが私の人生に現れてくれて本当によかった。


そして後世の人が歴史をたどるには記録が必要です。この感想文が、2023年5月以降にアンジュルムのファンになった方々に、あの頃.のヲタクの記録として少しでも参考になる事を願ってインターネットの海に放流することにします。




蛇足
インターネット上のヲタク内でのあれこれもありましたが、結局メンバーに丸く収めていただくという結論になりました。残念ながら私たちはまだまだアンジュルムという概念からは遠いです。