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犯人は踊る

見出し画像はみんなのフォトギャラリーよりお借りしました。
ありがとうございます。


数年前、新型コロナウイルスが流行する前の話です。

会社の同世代の方々と食堂でご飯を食べた後にボードゲームやテーブルゲームをする時期がありました。
「ワンナイト人狼」「マスクメン」、仕事後ならクトゥルフ神話TRPGなどいろいろなゲームをしていました。
その中でも個人的に印象深かったのが「海底探検」と「犯人は踊る」です。
今回は最高に気持ちの良い勝ち方をした「犯人は踊る」についてお話しようと思います。

簡単にゲームを説明すると、トランプのようにカードを配り1枚だけ存在する「犯人」カードを誰が持っているかを当てるゲームです。「第一発見者」カードを持っていたプレイヤーから、ババ抜きのようにカードを引いて引かせて進行します。犯人は最後まで逃げきりカードを持っていたら勝ち、当てられたら負けです。

犯人を探す際に必要なカードのひとつが「いぬ」。
この「いぬ」ですが、指名した人の手札のうち1枚だけ選んで見ることができるカードです。ここで「犯人」を引いた場合犯人は負けになります。

私はその時、「いぬ」と「犯人」を手札に持っていました。
私の前の人が、全員左隣のプレイヤーに手札の1枚をこっそり渡す「情報操作」カードを出しました。
誰もが考えるかもしれませんが、ここで私は閃きます。

「左隣に犯人渡して、私のターンでいぬ出して当てたら格好良くない……?」

作戦通り、左隣に「犯人」を渡しました。
そして出します。

「俺のターン!「いぬ」を召喚!!!」

実際はこんなこと言ってません。半笑いというかニヤニヤしてはいましたが。Netflixで初代遊戯王みてたんですすみません。
はい、さて。もちろん指名は左隣のあなたです。
彼の手札は3枚。3分の1の確率なわけですが、狙っていると当てられないことが多いです。企みが外れて1人で恥ずかしくなるのです。
そんなことを考えたら控えめに選んでしまいました。

選んだカードは「犯人」。完全勝利。
犯人チーム愕然。犯人以外チーム歓喜。

後にも先にも、こんなに作戦通りに気持ちよく勝てたのはこの時だけです。

「海底探検」ではよく全員で沈んで、お宝も沈んでいました。
酸素使いすぎてあだ名はつけられましたが。
今はNintendo Switchにオインクゲームズさんのソフトがあり、そちらで海底探検させていただくことが多いです。

こんな感じで良いのかなあなんて思いつつ、今回は終わります。
また顔を合わせて、楽しくボードゲームやテーブルゲームが心置きなくできたらいいですね。


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