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ライター | 書評とエッセイと創作を書きます | 太宰治とKing Gnuが推し | 本当は人と関わりたい

最近の記事

あなたの激ヤバ恋愛エピソードを教えてください

バーで飲んでいる時、仲良くなった隣の人に 「過去の激ヤバ恋愛エピソードを教えてください」 という質問をするのが趣味です。 この質問を浴びせた人が15名を超えたので、全ての回答を箇条書きでまとめておこうと思います。 酔っ払いの小僧に付き合っていただいた方々、誠にありがとうございます。これからも飲み誘ってください。 マッチングアプリで会った男性とお酒を飲み、酔っ払ってそのままホテルへ。行為に夢中になっているときに顔面へ直ゲロされた。 友達の紹介で知り合った男性とデート

    • 秩父旅行をするなら絶対に立ち寄ってほしい飲食店

      東京から1時間強で行ける令和のオアシス・埼玉県秩父市は、とにもかくにもグルメのラインナップが超優秀。WBCでも1回裏でコールド勝ちできるくらい盤石なメンツがしたり顔で待ち構えている。 わらじカツ、味噌ポテト、淡水魚、豚味噌丼、おっきりこみ、秩父ワイン……。どれもパンチがありつつ和食ならではのしみじみした美味しさも兼ね備えており、老若男女誰でも楽しめる。 でも。しかし。どんな場所でも主役になれるこいつらを飄々と上回る「台風の目」が存在する。それがまさかの 「立ち食い蕎麦」

      • 夏目漱石は四万十川ラッパ飲みしたとしか思えない - 『こころ』感想

        夏目漱石の『こころ』は日本で一番有名な小説ですが、最後まで読み通したことのある人は決して多くないでしょう。「読んだことあるけど何が面白いのかイマイチわからなかった」なんて人もいるかと思います。 如何せん100年以上前の作品なんで、現代小説とは「面白さ」の方向性が違います。そもそも純文学なのでエンタメでもないです。少なくともストーリーの展開が魅力の作品ではない。 じゃあ結局『こころ』は、何が面白くてこんなにも読まれているのか。 ネット記事を調べてみると 人間の不条理な心

        • 【書評】心に効く目薬 - 『Kの昇天』(梶井基次郎)

          心の底から湧き上がっている感情は、言葉に出来ないのかもしれない。そう思ったことが何度もあります。 例えば、好きな人に想いを伝えるとき。その人の好きな部分は幾つでもあるはずなのに、いざ言葉にしようとすると口が縫い付けられたように開かなくなってしまう。どの引き出しを開けても、道具箱をひっくり返しても、思いにジャストフィットする単語がどうも見当たらない。相手は「え、好きなとこないの?ボコすよ?」という瞳を向けてくるので、焦ってしまってさらに言葉が出てこなくなる……。 上記は一例

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        • 【書評】心に効く目薬 - 『Kの昇天』(梶井基次郎)

          【書評】トイプードル・ルーティン - 『富嶽百景』(太宰治)

          富士山はトイプードルです。あなたにとっては緑茶かもしれないし、朝日かもしれません。 数年前の冬、僕はスーパーで1カ月限定の短期バイトをしていました。始業は8時で、家を出るのは7時前。冬なのでまだまだ薄暗い時間帯です。 最寄りの駅まで15分歩くのですが、毎朝のようにトイプードルを連れたおじさんとすれ違っていました。小さいトイプードルですがとても溌剌としていて、おじさんを引っ張るように散歩をしていました。どっちが散歩させられているのかわからないほど元気で、低血圧ローテーション

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          料理研究家リュウジさんのマイベストレシピ10

          説明不要。自炊界隈で狂おしいほどの影響力を持つ男・料理研究家リュウジさんのレシピの中から、僕が「これからはリュウジのレシピを作り続けることを唯一の指針として生きていきたい……好き……」と思うほど美味しかったレシピを10個紹介します。 濃厚塩カルボ麺初めて作ったリュウジレシピ。コロナ禍のお昼ご飯にいただきました。 当時の僕はほぼ料理経験がなかったのですが、レンジでここまでのクオリティの料理を作れたことに感動し、自炊の扉を開くことになりました。 てか乾麺ってレンジで作れんだ

          料理研究家リュウジさんのマイベストレシピ10