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自分の好みを知っていますか?赤ワインを選ぶ簡単な方法

レストランに行くと何語かわからないワインリストを手渡され、困ったことはありませんか?
そもそも自分の好みもいまいちわからないのに莫大な種類の中からワインを選ぶなんて…。
ほんと無理!と、思っている方でも簡単に自分の好みを知ることができます。

この方法を知っているだけで自分の好みはもちろん、好みのわからない相手にワインをプレゼント!なんてことも可能です。

しかも、次の質問に答えるだけです。
難しいことは聞かないですし、すぐ終わるのでぜひ試してください!

あなたはコーヒー派?それとも紅茶派?

あなたは普段飲むのはコーヒーが多いですか?
紅茶が多いですか?
実はこれだけでだいぶ好みが絞れます。

コーヒーを好む人はフランスボルドーが好き。

コーヒーにはカフェインが入っています。舌に残る苦みはまさに大人の味ですよね。
このカフェインに似ている「苦み」は、ワインでいうと「タンニン」になります。

タンニンは飲むと舌に残るしぶしぶした感じになります。ワインにある種や枝から抽出される成分です。
たんぱく質を洗い流す効果があるので飲むと唾液がとられ、舌がぎゅっとした印象になります。

赤ワインが肉料理と合うといわれる由来はこの「タンニン」が関係しています。
舌に残った余分な脂や唾液を洗い流してつぎの一口をさらにおいしくしてくれます。

このタンニンが熟成によってワインに溶け込んでいくと「なめらかな」印象になります。
渋みはあるけど、ぎゅっとした荒々しさがない。
そのようなワインにであったら「このワインはタンニンがなめらかなワインだね」と言ってみましょう。

おっ!この人ワインに詳しい⁈と思ってもらえるかもしれません。
効果の保証はしませんが…

また、コーヒーに砂糖やミルクを追加するかでも好み味が変わってきます。
コーヒー派の人のワインの好みを以下にまとめます。

ブラック派
フランスボルドー産のワイン。
ブドウの品種はカベルネソーヴィニヨンブラン

砂糖をいれる派
苦みは好きだけど苦すぎるのは嫌。そんな人はニューワールドと言われる国のカベルネソーヴィニヨンとシラーがおすすめ。
ニューワールドと言われる国はヨーロッパ以外の国。チリ、アルゼンチン、アメリカなど。

砂糖なし、ミルクをいれる派
甘くはしたくないけど、コクとまろやかさが欲しい。そんな人は温暖な地域で造られた果実味がしっかりしたワインが良いです。
品種はメルローやアルゼンチンのマルベックなど。

砂糖もミルクもいれる派
味はしっかりしているけど、苦みは控えたい!そんなひとはとにかくジューシーなワインが好みです。
グルナッシュとシラーがブレンドされているワインがいいでしょう。比率はグルナッシュ多めがいいです。


紅茶派のあなたはブルゴーニュのワイン

紅茶は華やかな香りが特徴です。
香りを敏感に感じ取れるあなたはフランス、ブルゴーニュ産のワインがヒットします。

紅茶は酸味も特徴なので酸味に強い人もブルゴーニュワインが好きです。
さわやかな酸味が夢心地にしてくれるでしょう。

冷涼な地域で育つブドウはきれいな酸が特徴でタンニンも穏やかです。
どちらかというとスッキリした印象で、味わいよりは香りを楽しむことが多いような印象です。

その香りは複雑で、グラスに鼻を近づかせ、ずっと香りを嗅いでいたい…
そんな思いにさせてくれるワインです。

ブルゴーニュのワインはピノ・ノワールという品種がほとんどで栽培するのは比較的難しいです。
代表的な産地はフランス、ブルゴーニュ、アメリカのオレゴン、ドイツのバーデン地方があります。

紅茶に何を入れるかによって選ぶワインが変わってきますので参考にしてください。

ストレート派
寒い地方のブルゴーニュやドイツのワインが好みです。寒い地方のワインは酸味が強く、香りもいいので
紅茶の華やかな香りを楽しむ人にはうってつけです。

レモンをいれる派
酸味がフレッシュなガメイがおすすめです。フランス、ブルゴーニュ地方南部で造られるガメイはイチゴやラズベリーを思わせる
チャーミングな香りを感じさせ、軽やかでフルーティーなので、飲みやすくおすすめです。

ミルクをいれる派
酸味が控えめなアメリカ、カルフォルニアのピノ・ノワールがお口にあいます。
温暖な地方は酸味が和らぎ果実味が増すので同じ品種でも産地が違うと味わいが変わります。


この仕組みを詳しく書いているのはこの本
コーヒー派か紅茶派か質問するだけで大体の好みの味がわかるのは大変便利ですよね。今回参考にした本はこちらです。



この仕組みに興味を持たれたらぜひ読んでみてください。
文章も読みやすく、すんなりはいってきますよ。

ぜひぜひ読んでみてください♪


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