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ワインの第六感。テロワールについてサラッと

ワインの第六感。テロワールについてサラッと

テロワールという言葉を聞いた事があるでしょうか?

テロワールとは、「土地」を意味するフランス語で、ワインや珈琲の生産地の地理や、気候による特徴を表す言葉です。

ワインはは農産物で、同じワインをまた飲みたいと思っても年毎に違います、もちほん生育する地域によっても違います、「シャルドネ」「メルロー」など品種は同じでも育つ地域によって味は変わります。とても繊細で一本道を挟んだ畑で作られるものでも日当たりの違いで違いが生まれます。

なんともミステリアスなワインの深淵です。

イマジネーションを刺激され、ワインの香りを堪能して、一口飲むと、浮かび上がる、、、

冷涼な気候、斜面に生える葡萄の木、豊かな日光、果てはそこに住む人々の人柄まで浮かび上がる。そうです。笑


私はワインを飲み始めて5年目にして初めてテロワールを感じる事ができました。

私は日本ワインを自社製造してる会社に勤めているのですが、畑を見て、生産者の人の顔を見て、そして飲んだ時、生真面目な生産者が黙々と葡萄を手積みして、寒い日も一つ一つの葡萄の房に布を被せて、などなどが思い浮かび、よりこの一杯に感動しました。

ワインと向き合う事が出来て、ワインの尊とさを感じれました。

皆様も、ワインが注がれ、グラスの中で揺れるまでの物語を想像して、テロワールを意識してみてください、きっと味わいと感動も変わると思います。


「一本のワインボトルの中には、全ての書物にある以上の哲学が存在している。」


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