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初めてホームシックになったって話

今回の年末の帰省は、なんだか不思議な気持ちになった。
(1月の初めに下書きしていたものなので、だいぶ前のことだけど)

いつもだったらそんなに東京に帰りたいとは思わないし、むしろ人混みが苦手で東京が嫌いになっていた。

なのに、今は東京にどこか懐かしさを感じている。


中高時代の友達と会って、くだらない話をしたり
ほぼ高校生ぶりに渋谷に行ったり

高校生の頃の自分に戻った気がした。

2人の自分

ある人と話していて気が付いたのは、
別府にいるときと東京にいるときではちょっとだけ違う人になるってこと。

別府にいるときの自分は、コンプレックスなところを隠していて、よく見せようとしている自分。

逆に東京にいるときの自分は、自分の本来の姿であり、人見知りする普通の女の子。

な気がする。

まぁ周りにいる人も環境も違うから、当たり前なのかもしれないけどね。

なりたい自分なのは別府にいるわたしだけど、
なんか無理して気を張っている感じがして、
たまにそれが崩れていきそうになって怖くなる時がある。

東京は常に変化してるって言う。
だけどわたしの中ではまだ何も変わっていない。

だっていまだに高校の友達と、つい最近だったかのように部活の話をするんだもの。

大都会なのに『あたたかい』と錯覚してしまう東京が、
わたしの冷たくなった心を癒やしてくれるんじゃないかと感じている。

今回だけは、そんなせわしない東京に、過去の自分に、もう少しだけ浸りたいと思ってしまった。

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