見出し画像

読書メモ 繊細さんの心に優しく届く本のご紹介

みなさんこんにちは。
やよいです。
最近読んだ中から、繊細さんに読んで頂きたい一冊をご紹介します

署名 とても傷つきやすい人が
   無神経な人に悩まずに生きる方法 
著者 みさきじゅり 

少しインパクトのあるタイトルですよね。
本のなかでは、とても傷つきやすいとはHSP気質を持ち、感受性が高く周囲の様子に敏感で、周りの影響を受けやすいタイプの方のことを指しています。
一方、無神経な人は、感受性ご豊かでないタイプの方を指しています。 

主な内容
第1章 傷つきやすい理由
第2章  傷つく前に距離を取る
第3章 無神経なひとことから心を守る
第4章 自分らしく生きていく幸せ

1章と2章では、なぜ傷つきやすいのかと、持っていると良い視点を解説しています。たとえば、傷つきやすい人と無神経な人とでは、物事へのアンテナの強さや方向が違っていて、うまく思いが伝わらないことがあるという話がありました。
周囲に敏感な人が良い、無神経な人が悪いという意味ではなく、性質の異なる人たちがいる事を受け入れましょうというお話ですね。
傷つきやすい人はうまく思いが伝わらないと自分が悪いと考えてしまいがちですが、性質の違いで理解されない事を心に留めておくと自分で自分を責めて傷つけてしまうことが減りそうです。

3章では、ありがちなシーンを例にして、傷つきやすい人と無神経な人の頭の中を解説し、傷つかないための対処法が書かれています。
たとえば
「もっと早く相談してよ」と言われてしまうシーン
傷つきやすい人の思考は、どのタイミングで相談すれば良いかわからない、迷惑になるのではないかと躊躇する、できるだけ自分でやろうとするなど  
無神経な人の思考は、なぜずっと黙っているのか、困っているならすぐに言えばいいのに
対策
迷惑の捉え方が双方で異なる。傷つきやすい人は相手に迷惑をかける事をとても気にするが、無神経な人は確認したいことが有ればすぐに質問しに行く。

4章では、日頃の心のケア方法の紹介や、やらない方が良いことなどのアドバイスも載っていました。
日々のケアとしては、ひとりの時間を作ったり、柔らかい心地よいものにくるまったりすると、気持ちが落ち着き安心感が得られます。

感想
私自身はHSP傾向があり、著者のみさきかんもHSP気質をお持ちということで共感できる部分が多く、学びの多い本でした。
文章は読みやすいですし、共感できる部分が多くて楽になるヒントもたくさんあるのでおすすめです
HSPは近年使われはじめた言葉で、病気ではなく気質の指標です。
自分の気質を知る事で対策が取りやすくなり、傷つくことが減り行きやすくなると良いですね
☺️

ちょっぴり余談です。
私はAC(アダルトチルドレン)でもあるので、関連本をたくさん読んでいます。
HSPと ACは似たところがあるなあと感じました。おもしろい発見なので、また心理学の本をたくさん読みたいです♪

タイトル画像説明
視覚障害の方へ、タイトル画像の説明です。
木のテーブルに白いカップに入ったコーヒーが置いてあります。それを左手で持っている写真です。
コーヒーを飲む人の目線で撮った写真のように、左手は指が少し移る程度です。
みんなのギャラリーから使わせていただきました♪

最後までお読みくださり、ありがとうございます。
皆さんへの感謝と幸せを祈って心の中でハグ
🤗

#読書メモ  
#メンタル
#HSP

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?