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舞台ネモフィーラにいただいたお返事

 こんばんは、山野莉緒です。
 演劇ユニット小雨観覧車の解散後、後日譚と冠して上演した「ネモフィーラ」は、春から映像を販売しています。一度ご購入いただくと一生ご覧いただけます。また、アンケートフォームも生涯開放します。

 劇場でお配りした当日パンフレットは手紙の形に折ったので、感想はお返事かな。映像でご覧になる方のために画像をご用意したので、ここに掲載します。

 初演の中止、そして秦さやかと最後に会った日から、今月で3年が経ちました。
 風が冷たくなって、金木犀の香りがして、月がきれいで、秋はなんだか人恋しいですね。ネモフィーラはこの季節の話です。涼香とも麻優とも同じ、25歳の秋です。
 もし始めなかったら、今も友達でいられたのかなと想像するのがついこの前までやめられませんでしたが、あの夏祭りの帰りの電車で、さやちゃんに誘われたとき、わたしは始めないことを選べただろうかと考えて、無理だなぁと思ってしまったので、諦めもつきました。ただの友達として、付かず離れずの距離では満足できなかったと思います。もっと近く、もっと深く。大好きだったから。
 あのときから伸ばし続けた髪を、先日肩まで切りました。ようやく色々受け止められたような気がしています。
 明日から図書館で働きます。うれしいです、なりたかったから。本当はさやちゃんとお芝居を続けたかったけど、それはもう終わり。今さら関係を温め直そうとも思わないし、ここまではたしかにあの日の後日譚だったけど、残りの人生が全部そうだとも思いません。
 このままずっとここにいたって、元には戻らないのは知ってたけど、変わっていくのが怖かったし、忘れていくのが怖かった。でも、さやちゃんの亡霊に会いたくて繰り返し観ていた今までとちがって、今日は初めて麻優に共感して、言い聞かせていた最後の台詞も本心になりました。麻優もわたしだった。お芝居やめたって夢諦めたってずっと生きていくし、きっと幸せにもなる。エンドロールの先にも出会いが会って、この人が津田に似てるのはすでに奇跡だし、ここから大どんでん返しかもしれない。一緒に作ってくれた人も観てくれた人も、この話の前の出来事も後の出来事も全部含めて、わたしはこのお話が大好きだから、これからも何度も観ると思うけど、秦さやかと演劇にまつわる思い出が、この先どんなにわたしを苦しめたって、抱きしめながら、結末の先へ。
 そう思えるようになったきっかけのひとつが、再演です。本当にありがとうございました。
 卒業アルバムの寄せ書きみたい。弔辞でしょうか? まだ書けないから四十九日まで待って、なんて言われたりもしましたが、いつか見返して思うことがあったら、いつでも、何度でも。
 わたしはこれからも生きています。みんなもわたしに愛されてることを忘れずに、元気でいてください。そうすれば、また交わることもあると思います。また何か書けたらいいですね、人生長いから。

 匿名かつ一部抜粋して掲載させていただきます。ネタバレを多分に含みますので、ご注意ください。


好きな登場人物はいましたか?(複数回答可)

清瀬涼香(山野莉緒)   ・・88.2%
田村麻優(やまだまや)  ・・52.9%
津田孝浩(山岸大起)   ・・58.8%
大野千春(トギナナミ)  ・・64.8%
佐久間史織(二川あおい) ・・47.1%


印象的だったシーンはありますか?

・オープニング(エンドロール)

これまでのクレジットが流れる中で花を挿していくのが、過去作品に花を手向けているようで印象的でした。

映像の使い方と時間の取り方、邪魔しないけど目を引く涼香の動きがすごく好きでした。

・公園

最初のシーン 男の人が出てくるところ
いったい何が始まるんだという謎の世界観

何度かあった清瀬涼香と津田孝浩の会話シーンは印象的でした。何気ない会話だったのかもしれませんが、色々と自分の中で考えつつ観ていました。

最初の涼香と孝浩が話すシーン、何も知らない観客が会話の端々から物語をじわじわわかっていく感じ、説明っぽくなくてとても自然ですごい
涼香と孝浩が公園で話すシーン全部、カンカンの置き方とか傘の差し方とか花束の匂いの嗅ぎ方とか、漫画みたいに絵になっててとても好き…

津田と涼香の軽口の応酬

お兄さんと涼香さんが話すシーン。
日常的な動きの解像度が高くて、淡々と会話が進んでいくのにずっと見ていられました。

津田、夜パフェの後の間が最高だった。

・花屋

麻優と千春の津田に対してのやり取り

花束の花言葉のところ

千春ちゃんの、花言葉覚えんの?!無理〜って、顔と間が良かった!

・涼香の部屋

佐久間さんと涼香の会話

涼香と佐久間さんが言い合うシーン

・クライマックス

涼香と麻優が再会するシーンと、その後2人が話しているシーン

ラストの涼香と麻優

花屋からラストにかけて

麻優ちゃんと涼香がバチってるときのピリピリ感と、3人の気まずそうな雰囲気、目があった時の困った顔が良かった〜!!!リアルですごくおもしろかった。

お花屋さんにみんな集まるシーン、みんなが大事にしたい人とか関係とかがいっぱいみえて、物陰から見守るみんなの友人の気持ち(?)になった

・場面転換

歌が素敵。

暗転前のオチっぽいセリフ全部好き、あとその後の歌

津田さんがロビンソンを歌い上げるところで「ひょえぇぇ〜、そのキーが出せるのか〜」とただただ感心しました。羨ましいです。

そのほか・・・・

滑り台で傘さしてあげるところ

津田くんが花屋の店長狙いでも、涼香狙いでもなかったとわかったとき

Calc.


印象的だった台詞はありますか?

麻優「ハッピーエンドじゃないのは、ここが終わりじゃないからでしょ」

終盤の清瀬さんと田村さんの一連のやりとり(ハッピーエンド〜のあたり)が印象的でした

涼香「おばあさんが応援してたのって、"お兄さんの夢"じゃなくて、"お兄さん"でしょ。何になるって言っても応援したし、何になってもほめてくれたよ」

涼香「私は今でも会いたいよ。どのラブソングもその人のことに聞こえて、音楽嫌いになりそうなくらい。私にとってその人のほうが、音楽よりも大事だったんだって気づいたけど、もう会えない」

音楽がその人のことに聞こえるにも納得できたし、その人の方が音楽よりも大事ってところも腑に落ちました。

津田「一緒に夜を明かすことが、愛とは限らないだろ」

津田「やりたいかどうかより、できるかどうかじゃね?」

といったニュアンスの一台詞があったと思いますが、個人的にはそれが印象的でした。発言時に印象が残ったというよりは、物語終盤後に強まったという感じです。やりたいという熱意や努力だけでは夢が叶えられなかった人が言うとまた違った印象になるなあと。

麻優「でも最初は音楽がやりたかった。一緒に」

涼香「死ぬとき、最後に残る感覚って、聴覚らしいよ」

涼香「残りの人生なんて全部、あの日の後日譚なんだよ」

麻優「私たちがどんなに努力したって届かないものを持ってるんだから、その分苦しむべきなんだよ」

麻優さんの、才能ある分苦しんでいっぱい期待に応えてみたいなセリフ、凡人のエゴじゃんって思ったけど、それだけ涼香のつくる曲がすごいって認めてるんだろうな…って

涼香「わかんないよ。話してくれなきゃ」

麻優「何が幸せかは、自分で決めるんだよ」

涼香の尖ってるセリフが好き…

涼香、猫を構ってるところ。本当に猫構ってるときの声だった(?)


ご感想・メッセージ等、ご自由にお書きください。

プライバシーに配慮し一部抜粋しております。

本当にお疲れ様でした
さまざまな感情と涙が混み合っています
莉緒さんらしい、小雨観覧車らしい小屋の空気に飲まれました。ありがとうございました

まや繋がりで見に来ましたが、私は山野さんのファンでもありました。山野莉緒という才能ある若者の輝きを見ることができたのは貴重な経験でした。それをまやと山岸くんが後押しし今回の公演に至った話は大変胸を打ちました。公演を重ねるごとに何かを受け入れ癒されていくのだろうかと思ったりもしました。
みなさん、最終日まで走りきってください!よい時間をありがとうございました!

演者の皆様、スタッフの皆様、お疲れ様でした。素晴らしい舞台をありがとうございました。
ここから先は、ただの観客で山野莉緒の一ファンである私からの、山野莉緒へのラブレターになります。先に謝っておきます、すみません。
「どうかこの花を受け取って」で心を鷲掴みにされた。山野莉緒のファンになった。憧れの人になった。そのあと過去の脚本も買って、彼女のつくる作品に心底惚れた。
ネモフィーラ。「誰も死んでないです」って言っていたし事実そうなんだろうけれど、葬式だ、って思った。これは「山野莉緒の演劇」の葬式なんだって。語弊があって、不謹慎かもしれないけれどそう思った。演葬とも言える。
葬式って究極的には故人のためというより遺された側の人間のためにあると思っている。遺された側が、ちゃんと気持ちに区切りをつけるために存在している。ありがとう、さようならを言うためのもの。
この「遺された側」には山野莉緒も入る。だって山野莉緒は死んでいないから。これからも生きていくから。そして、私もそちら側に入れてもらおう。
私は山野莉緒の演劇人生の欠片しか知らない。同じ舞台に立ったこともなければ、たった二度観客として彼女の演劇に触れただけの人間だ。それでも、彼女の演劇が大好きだから。ありがとうとさようならを言いたかった。見届けたかった。見届けられて良かったと思う。10年間、おつかれさま。
観劇しながら涙を堪えて、カーテンコールで堪えきれなくなってもらい泣きした。写真を撮れて良かった。また遊ぼうねって言ってもらえて嬉しかった。遊ぼうね。約束だよ。ほんの一時でも、山野莉緒の人生と自分の人生が交わったことがたまらなく嬉しい。
ありがとう、さようなら、山野莉緒の演劇。これからもよろしく、山野莉緒。大好き。
こんなどうしようもない文章を最後まで読んでくれてありがとうございます。

お疲れさま~!本当に観に来れてよかった!
今回もめっちゃ好きだったから、項目ほとんどにチェックつけてしまった。全部ガチだからね!
津田と涼香のやりとり好きだな~。ノリがすごくいいな。津田くんが振り回されてるのかわいいね。一番好きだったのは愛のところ。路上ライブのところも捨てがたい。ずっとニコニコしてた。
麻優と千春のところも好き。ちょっとスイーツな思考回路の千春ちゃんがめっちゃかわいい。麻優さんが怒るに怒れないのわかるな、かわいいもの。
麻優さん、対千春の優しいお姉さんみたいな感じと、対涼香で印象がガラっと変わって気持ちを捨てきれてない感じが切なかった。アマデウス症候群か…。
史織さんの後ろ姿が美しい。というか動作が美しい。傘開くところが魅入ってしまった。
今回も素敵な舞台でした…。やっぱり私、あさぎの書く本好きだな。ちょくちょくね、昔の台本読み返すんだ。どのキャラクターにも共感できるところがあって、シーンが綺麗で、すごく引き込まれる。あと、どの台本にもどっかにあさぎがいて、ちょっと嬉しくなるの。だから、最初のエンドロール結構きた。「ネモフィーラ」のやつかなって思ったら、めっちゃ見覚えのある名前出てきてびっくりしたのもあるけど、そのシーンであさぎが舞台装置の花を手向けてるのが印象的で「あぁ、本当に終わりにするんだな」って思った。私は貴方の作品が好きだから、もう次は無いと思うとやっぱり寂しい。けれど、引き留めることは違うと思うから。貴方の作品に携われたこと、一緒に演劇できたこと、全部大切な思い出です。
あでも、もし何かがあって、生き返るようなことがあったら、力になるので連絡してくださいな。推しだからね!
千秋楽まで、がんばれー!応援してるよー!

山野莉緒さんの、気づかないといけないとても大切なことを的確な言葉でふんわり伝えてくる演劇、好きです。
私は所詮友達の友達で、山野さんのこと全然知らなくて、無責任にやめないでなんて言えないけど、パンフレットのお手紙を読むと、うるってくるこの感じ、まだ欲しいなって思ってしまいます。
とても素敵な演劇、ありがとうございました!!!

楽しんで観させて頂きました、ありがとうございます。
私個人は、才能がある者/ない者、夢を追う人/諦めた人といった観点を主にして物語を受け取らせてもらいました。劇を楽しませてもらうと同時に、未来を少し頑張ろうという気持ちにもなり、とても有意義な時間となりました。
普段は観劇というものをあまりせず、感じたものや思ったことを言葉で表すのが不慣れであるため単調な感想となってしまって心苦しいです。お疲れ様でした。

とても素敵な劇をありがとうございます。

皆さん、最後まで公演お疲れさまでした。素敵な時間をありがとうございました!

人間ってめんどくさい生き物だし、自分も自分の大切な人たちもみんな嫌になるくらいめんどくさい生き物。だから、会いたいのに会えないし、素直になりたいのになれなかったり…だけど、そのめんどくささもひっくるめて抱きしめたくなるような作品でした。
個人的には、涼香ちゃんはのやまであり、のやまのなかのもう1人の自分なのかなって感じもしました。

のやまの劇は人間臭くて好きです。これまで見てきた作品も、今日見た作品も、ずっとその人間味が好きでした。すぐまたどこかで会えるんじゃないかなって思うような登場人物たちが、揃いも揃ってカッコ悪くて、でもそのカッコ悪さがとっても愛おしかったです。もう見れないんだって寂しかったけど、また見れるんじゃないかなって思ってる自分もいたりします。のやまとはきっとこの先ずっと会い続けるし、他の皆さんもどこかでお目にかかれることを楽しみにしています。

成田国際出身なんですが、高校演劇からちゃんとやって山野さんの作品にもっと早く出会いたかったなと後悔しました。
でも、そうじゃないからこそ「勝手に終わりにしてんじゃねーよ」も「ネモフィーラ」もずっと心に残ってるのかも知れません。なのでわかりません。
大楽観ました。全然関係ないのに涙が止まらなかったです。
2つとも僕にとってとても大事な作品です。
本当にありがとうございました。山野さんお疲れ様でした。
またどこかで会えることを願っています。

追伸
「勝手に終わりにしてんじゃねーよ」のフライヤー可愛くて大好きです。

悲しみと温かさが隣り合わせにあるような…滋味溢れる公演。
自分と相手が思い描いている世界観が違うことはよくあること、思いが上手く伝えられないもどかしさ、焦りがヒシヒシと伝わる。手紙のようにしたためた当日パンフ、そして上演後(涙の)挨拶からも。
舞台美術はシンプルだが物語は心象風景であり、タイトル「ネモフィーラ」を表すための花(屋)を強調している。
自他ともに認める天才音楽家・清瀬涼香(山野莉緒サン)が、公園で何かに悩んでいるところへ 津田孝浩(山岸大起サン)が現れ、取り留めのない会話が始まる。涼香は売れっ子作詞・作曲家だが、何故か楽曲の提供のみ。「演劇」を「音楽」に置き替え、リーダーという立場がメンバーとの軋轢・葛藤を生じさせる、「立場(地位)が人を作る」と言われるようにどの世界も同じかも知れない。
一方、毎日花を買い求める孝浩、その行為に興味を抱く花屋のバイト・大野千春(トギナナミ サン)、店長・田村麻優(やまだ まやサン)は、しっかり者だが少し翳がある。
心情を描く物語の中で、静かに客観的に見つめる役割を、涼香のマネージャー・佐久間史織(二川あおいサン)が担っている。淡々と仕事をこなす、どこの組織にもいるような普通の人物の存在によって、人なら誰しも抱く悩みや苦しみといった普遍性あるドラマに仕上げている。
当日パンフに、山野莉緒さんはこの作品のことを”遺作”と書いている。「10年続けたお芝居ともお別れです」と。昨年11月に同名公演が事情(コロナ禍の影響?)によって中止になり、改めて挑んだ本公演だが…残念である。ちなみにネモフィーラの花言葉は「成功」だが、別に「許す」といった怖さも表す。「遺作」ではなく、次の公演までの一時的「休作」と思いたいので、敢えて次回公演も楽しみにしております。

最終公演、感無量。世界観の好きな劇団でした。

いろんな思いがつまったお芝居でした。みなさん仲の良さが伝わりました。

悲しげで、寂しげで、でも温かさを感じる不思議な感覚の舞台でした。
そして、役者さんな達の思いが伝わってきて、ちょっと泣きたくなりました。
素敵な舞台を観る事ができて良かったです。

拝見してきました。とても心のこもったお芝居でした。内容も良かったですが、演者の皆さんの演技、自然でとてもよかったです。
今後、いろいろな道に進むようですが、大丈夫だと思います。お手紙ありがとうございました。

津田の息遣いや、相手へのセリフのかけ方にリアリティが出てて良かったです。あ〜こんな人いるなあ、、って身近に感じることが出来たので、より一層舞台の中に入り込めました。
涼香の天才でありながら苦悩を抱えてるところが見えたシーンは、凡人とわかり合えないのも辛いよね、って思いました。どれだけこの人とやりたいって思っても、バランスが難しそうで、、、。台本に書かれてること+涼香と麻優の感情を想像するのが楽しかったです。
ちーちゃんが可愛くて健気ですごく愛おしくなりました。こんな子がいたら毎回ご飯連れて行ってあげたくなっちゃうって思いながら観てました。オリコンに入れなくても、ベスト10には入れるかもって考え方が好きです。
佐久間さんと涼香の対話、涼香の音楽が好きだからめんどくさい事聞いちゃうのも、恋人同士の喧嘩に似てて切なくなりました。
今回の舞台、音楽をしてる人、お芝居をしてる人、夢を諦めちゃった人も続けてる人も全員見て欲しい!!!って、勝手に思っちゃいました。

莉緒と初めて会ってから、暫く間が空いてたり会うのもたまにだったけど、ずっと応援してました。勿論これからも応援してます!☺︎
今まで活動してくれてありがとう!!
莉緒も莉緒の作品も大好きです!!

4日間の本番、これを迎えるために続けた日々、本当にお疲れ様でした。
あさぎん個人へのクソデカ感情がすごくて、でもそれの話をすると高校2年生くらいから遡ってしまうから、今回のみんなのことを話させてください。
劇を見てから、どんな言葉をかけたら役者、音響、照明をしてくれたあなたたちにこの感謝の気持ち伝えきれるかなって日々考えてます。さすがに四十九日待たせたらやばいから、ちゃんと書きあげます。

どの立場でものを言ってるんだって自分で思うけど、伝えずにはいられないくらいみんなにありがとうです。
改稿されてても元は当て書きで書かれたこの劇で、あなたたちじゃなきゃいけない本質はないはずなのに、あなたたちでよかったと、私は強く強く思います。
演じてるまやちゃんとジョニーくんをみて、私にはわかばと園田さんが見えました。
それは本当に正しいことなのか、わたしには判断できないけど、台本の作られた元を辿ったらすごく正解に近いことだと思います。
そこまで創り上げるために、あさぎんのとんでもない才能と、2人の多大なる努力があったんだと想像してます。本当にお疲れ様でした。
どんな気持ちで2人が、あさぎんとこの劇を再演しようと決めてくれたのか、わからないけど、この大船に乗ってから本当に大変だったと思います。ありがとう。

今回のジョニーくんえげつないカッコ良さだったよ。笑
たぶんあさぎんの性癖全詰めオンパレードだったんだと思うんだけど、ここまで叶えてくれてる役者(しかも年下)見たの初めてかも。素晴らしい👏

麻優と私の知ってるまやちゃん、すごくかけ離れてるから、今年の主演女優賞は君のものだ!笑
何回も何回もわかばに見えてしかたなかった。そのせいで何回も何回も泣いた。ほんとうにすごいすごい演技だった。練習期間もすごいあさぎんを支えてくれてありがとう。お疲れ様。

もしかして、あなたたちが演じるから、役が作られたんじゃないかっていうくらい、とぎちゃんとあおちゃんの演技ぴったりでした。
2人に初めて会ったのは小屋入りしてからだから、2人のこと全然知らないんだけどね。笑
ちぃちゃんの大きい声、ハチャメチャに明るいのに、どこか苦労が垣間見れる笑顔、あさぎんの話で聞いていた、たくさんのことを頑張っているとぎちゃんとピッタリだと思いました。どんなに疲れていても大きな声で返事していてくれて、私が救われましたありがとう。ピアノもギターも本当に素敵でした。

この劇の中で唯一の大人。仕方の無いことだけど働くために無情である強さと切なさをしっかり魅せてくれたあおちゃん。この役の本質的な辛さ、私は社会人になったからわかるけど、自分が19だったら1ミリもわからなかった。わからなくても演じられると思うけど、それができるってすごいことだと思います。
小屋入りの時、ノコノコやってきた私に気遣ってくれたこと、本当に嬉しかったです。きっと練習期間もたくさん年上たちに気遣ってくれたんだろうなって思いました。本当にありがとう。

音響と照明の2人も本当にお疲れ様でした。
あさぎんの頭にはいつもシーンの正解が浮かび上がってて、それを言葉にはしてくれるけど、凡人の私たちがそれを形にするのってすごく大変なことだったと思います。限られた時間の中で的確にそれを表現してくれて、本当にありがとう。

あさぎんへ
「ネモフィーラ」お疲れ様。
演劇全部お疲れ様。
今回のオープニングみて、私の人生全部あさぎんの演劇しか無いんじゃないかって気持ちになった。笑
たぶんみんなそんな感じで開幕から泣いてたんだと思う。
引っ張られすぎて、結構現実生きられないくらいなんだけど、こんなに影響力のある人が自分の人生の中に登場したことは、すごい幸福なことだとも思いました。
あさぎんの書く言葉すごく好きです。
それに共感したり、泣かされたり、たくさん心を動かされてきた人生でした。
私はもう絶対演劇はやらないけど、演劇が1番素晴らしいとも思っているから、演劇に拘るあさぎんのことをすごく尊敬してます。
「おばあちゃんが応援してたのってお兄さんの夢じゃなくて、お兄さんでしょ。何になるって言っても応援したし、何になっても褒めてくれたよ」
私も、たぶん私以外のたくさんの人も、あさぎんに対して同じこと思ってるよ。医者の不養生とか思わないで、あなたが何になっても誰を好きになってもどんなに貧乏でもどこに住んでても、私たちは友達なんだから大丈夫です。

何かを始めることと同じくらい、もしかしたらそれ以上に何かを終わらせるっていうのは大変なことなんじゃないかな、と思います。
どういう経緯があってこの作品を「遺作」としたのかは自分にはわかりませんが、みなさんそれぞれに色々な思いがあって舞台に立っていたことでしょう。お疲れ様でした。
人生はまだアホほどあります。遺作と銘打ったものの、また蘇りたくなったら戻ってきてください。
今日の日はさようなら、またあう日まで。

全体を通して聴き心地の良い声と演技で、自分の中の弱くてひとりぼっちな部分に沁みる作品でした。
渡せない花を、毎日買ってしまう、そんな弱さと優しさがきっとみんなの心にあると思うから、身近な人のそういう部分を抱きしめてあげられる人になりたいと思わされました。

すごく、役者さんたちのこの作品への愛情とか、あさぎがこの作品に込めた愛情とかが感じられて観ていてあぁ好きだなぁって思いました
わかばに観てほしかったって言っていいかわかんなかったんだけど、こんなに愛されてるの知ってほしいなって思っちゃった
演劇から離れて普通の日常に馴染んでいく私を表現の世界に引き戻してくれるのはいつもあさぎの舞台だったなと思います、ここまで続けてくれてありがとう
役者さん、スタッフの皆様お疲れ様でした!わたしはこれからもあさぎの人生を応援しています!

書くのに時間がかかってしまってごめんなさい。今更ですが最高に素敵な世界をありがとうございました。読んだ時から演劇としてやるの、すごく楽しみにしてました。最高でした。本当にありがとうございます!!
それぞれの役者さんがすごくその役にハマっていて、みていて気持ちが良かったです。
ピリピリした中の気まずさとかがすごくリアルで、お芝居だけど、現実だなーって思っちゃいました。
お花いっぱいで可愛かったし、滑り台も可愛かったし、雨の感じも車のバタンもよかった!文章が拙いのでたくさんは書けませんが、本当に感動しました!!!

あさぎんは目線とか指先とか、繊細ですごい!感情の機微の表現が本当に素敵。演出も最高でした。前も思ったけど、歌を入れるの素敵です。あとシンプルにみんな上手。
まやちゃんは勝手に終わりにしてんじゃねーよの時に結構飛んでる役だったから、振り幅の大きさに驚きました!!めちゃめちゃ素敵!声の感じとか言葉の紡ぎ方がすごく心に響いて印象に残りました。ピリピリしてた時とライブが終わった後の晴れた感じの話し方、すごく伝わってきました!すごい!!
お兄さん!!フッて笑ったときかっこよすぎない????花屋できょどってる感じもよかった。あとタバコのシーンもよかったです。あさぎん男にタバコ吸わせるの好きね。あと、傘のシーンも良かったなぁ。最初気まずくてシーンごとに仲良くなってくのがいい、お兄さんの話し方とか表情とか緩んでく感じがよかった!
ちぃちゃん可愛すぎない???表情がコロコロ変わるのと手振り身振りが愛らしい〜!!!って思ったらギターもジャカジャカしててびっくり!多才〜!!心休まるポジなのに、多分学校とか大変で自分の才能のこととか達観してるのに、明るい性格?振る舞ってるっぽいけど素っぽい…どっち?!みたいな演技に思えて最高じゃーんスピンオフくださいってなった!
対してマネージャーちゃんのシーンは辛い場面が多くて心が痛い!!!芯を持ってて「社会」がわかってる、良い意味で社会の歯車になってる感じがよかった。涼香を諭す喋り方、耳馴染みが良いけど残る声、すごく素敵でした!!佇まいとか運転してるシーン、バリキャリですって出てました!あと思ってたより御年齢が下で驚きました。すごくないか?!悟ってんの???!別のタイプの役柄が観たくなる、絶対観に行きたいです。涼香との時、背中で語ってたのでお顔を拝見しながら観たいです。

本当に素敵な世界をありがとうございました!!

山野莉緒お疲れ様です!!
ごめんね、もうりおたんの顔見ただけで泣けてしまってお手紙読んで更にうるうるして
演者さん挨拶で最後ぎゅーして帰ろう!て思ってたけど、お前が何故レベルでお鼻水ずびっずびぼろぼろ涙だったので大人げなくお先してしまいました🙇‍♀️

今年はさあ春夏秋冬に山野莉緒がいなくて寂しかったよ、でも夏は光の群れを思い出すし、なんか疲れちゃった時とか勝手に終わりにしてんじゃねーよの掛け合いと喝を思い出してたりする。
莉緒ちゃんは最後って、思っていても私の記憶にはしっかり残っていてこれからも忘れることのない言葉や人物、物語があるからだから最後なんかじゃないからね。

あー、これ打ってる時も思い出し泣きしてしまうしりおたんに伝えたいことが、まとまらないわ。
でも一番に本当にありがとう、大好きだよって知っててね!!
大人になるにつれて、時間が進むことが早くて怖くて過去が羨ましくて仕方なくなるけど、それもそれでいいかも。
何かに追われることが当たり前で忘れてたよ。
ネモフィーラのラストはすごく寂しくて暖かかったなぁ。
こんなこと言ったら縛り付けてしまいそうだけど、また見たい、心から思いました。
いつもりおたんの作品を見るたびに、新しい感情や自分の未熟さにも気づけて、たくさんのことを教わりました。りおたんの頭の中を泳いでいるような感覚も嬉しくて好きなんだ。ヲタクのファンレターのような感想を送ってわ、丁寧に受け止めてくれるりおたん本当に大好き。
演者さん達が幸せそうなのも、りおたんが作り上げた作品や空間があるからこそだよ。
わーーーーーーーーやだ!!まだ見たいが止まらないから、この亡霊心は飲みにいったときに成仏させてください。
これからもよろしく、本当にありがとう。大変な中みんなに届けてくれてありがとう。

追記
ご飯たらふく食べさせたいのでほんとに飲みに行きましょう、あなたには肉が必要です。
追記の追記
マネージャー役の子色気すごくない?軽めに踏まれたいなって思いました。

やりたいからやるんだ好きだからやるんだ、それだけ。というピュアでまっすぐでそれでいて情熱的な気持ち、歳を重ねつつ忘れていたものを思い起こさせてくれました。
でも世の中で生きていくにはそれだけでは成り立たないかもしれないという葛藤、厳しい現実との苦悩。
そこから見出していく、最も大切なものとは何か…考えさせられました。
歳を重ねていくと嫌でも自然に考えてしまう利害関係や効率、安全性だとか、世間体とか…色々、、
そのために行動を制限して諦めてしまうことがたくさんありました。若い頃の複雑な気持ち、伝わってきました。
努力に勝る天才なしって言うけれど、才能のある人が本当に羨ましいものなのか。言葉の節々に、メッセージが込められていたと思います。
出演者の皆さんキラキラしていて素敵でした。
この演劇を本当によく頑張ってやっていただけ、観せていただいた事感謝しています。
新鮮で、温かい気持ちになりました。
ありがとうございました。

削除を希望される方は、遠慮なくご連絡ください。
メールアドレス:ri08mano@gmail.com

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