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健診とつり革と私

痛いのが苦手な、aoikaraです。

痛いのが好き、という人はいるかもしれないけれど、まあ多くはないので、わざわざ「私は」と言うまでもないかもしれない。

健診ってなんで痛いんだろうね。痛くない健診もあるのかな。なんたって健康が第一だから、不健康ではないか調べる健診は大事なんだけど、むしろ遠ざけようなんて思わないけれど、でも痛いのは嫌だよね。私は嫌だ。

細胞をこそげ取られるんだから、痛い。そのときも痛いし、その後は痛みがなくてもだるさは残る。出したくないものだって出てくる。


そんな健診が待っているとわかっていて、万全に備えたいと思っていても、電車が混んでいれば、年齢的には若いし、健康そうだし、まあ立つよね。仕方がない。気持ちが悪いなと思うときもあるけど、倒れたりうずくまったりするほどではないから、結局立っているしかない。

つり革がね、苦手。位置が高い。私はあまり背が高くないから、腕を思っているよりも高く上げなければならない感じがする。手は届くけど、立っているのはいいけれど、つり革につかまるのがしんどい。停車するごとに手を外すけど、つり革の跡がついて真っ赤になる。つり革が長さ調節できるといいのにな、とつかまっているといつも思う。

電車というよりつり革への愚痴かな。健診が終わって見た目にはわからないぐったりとした内臓を抱えた私は運よく座ることができた。めでたし、めでたし(?)。


嫌だ嫌だとばかり言っている今日の出来事だけど、悪いことばかりではない。待っている時間に本を読んで、誰かが「書きたい」と思って書いたものを見て、私も「書きたいな」と思った。書いている文章を読んでいる上から、自分の思いを文字で重ねていくような状態になっていた。

そして、書いている。何かを書きたいと思ったわけでも、テーマがあるわけでもなかった。でも、自分の今日を書こうと思った。

良いのか悪いのかわからないけれど、良いとか悪いとかでもない気がする。ひとまず、健診の結果が良いものであるように。やっと、ようやく、解放されますように。「私、がんばってきたもんな」と思えますように。

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