お父さんに言いたい事

ねえ、お父さん。

お父さんが亡くなった日と
今日は同じ日なんだって。命日っていう日だよね。

もうあれから結構時間が経っちゃったね。

今、私さ、人生の中でも、最も仕事頑張ってる時期だと思うんだよね。正直さ、20代の時は生活のためって理由が比重高かったよ。すごい泣いてたしね。

でも、今はさ、自分の仕事にはどんな意味があって、どんな価値を提供してるのか、どれだけのお金が動いてるのか、そう言うこと自然と考えられるようになって、大変なりに楽しんでるよ。

こう言う時に、なんで、
直接話せないのかな❓って正直思うよ。

お父さんと仕事についてもっと喋りたかったよ。お酒飲みながら、あーでもない、こーでもないとか私は話したかったよ。お父さんと大学生の時に、初めて一緒にお酒飲みながら食べたお好み焼きなんだか忘れられないんだよ。

この歳だからこそ、お父さんと私は話したいよ。

意外と私は仕事できるんだよ❓

新人の時は、仕事が辛くてどうしたらいいかも分からなくて、会社に行くだけで必死だったんだ。でも、その時、お父さんは病気と戦っててさ、あんまりそういう話とかできなくてさ。

私さ、自分が舞台好きな事、全然言えなくてさ。もっとお父さんに対して本音で向き合うべきだったなとか、思う事いっぱいあって。

あーーーーー、やっぱちょっと悔しいな。この歳だから、この状況だから、今1番話を聞いて欲しい相手なんだよね。

ほら、私の脳の構造ってお父さんそっくりじゃん❓だからさ、家族とか血の繋がりというか、そういうのよりも、脳の構造レベルで、考え方とか似ててさ。最高にふざけられる男友達みたいな感じでさ。

大学生の時に片道3時間もかけて車で迎えにきてくれてたじゃん❓

でさ、途中休憩でココスのビーフハンバーグステーキを一緒によく食べてたよね。美味しかったよね。

あんまりにも一緒に食べすぎたから、思い出の味というか、メニューが目に入るとキュッと胸が痛くなるんだ。

大学卒業間際だったけ。

お父さんが、ハンバーグ食べきれないって言って残してさ。ご飯食べるの大好きなお父さんがだよ。それも一回や二回じゃなかったじゃん❓

なんで、その時に変化に私は気がつけなかったんだろうね。あの時、なんか私も言えてたから病気の発見早くなったりしたかなって、やっぱり後悔はしたよ。

亡くなって数年は、本当にしんどかったし、早すぎるよって、何回も何回も思ったし。

でもさ、その経験があるから今の自分に繋がるわけじゃん。お父さんの死を通してさ、色んな解釈を、周りの人に教えてもらったんだよ。いっぱいいっぱい死とはなんだ。残された人はどうすれば良いのかって考えたよ。うん、だから私はお父さんの亡くなった事で、いっぱい色んな事学んだからさ。それを大事にしてまだまだ生きるからね。

まぁ、なんとなくお父さんと話したくなったから素直に言ってたみたよ‼︎

私は私なりで、あなたの娘らしく、足掻きますからね‼︎とりあえずそれだけ最後に言っとくね。

以上‼︎

あんまり飾らない、普段の私の口調で書いてみました。なんかたまにふっと思うんですよ。仕事の悩み聞いて欲しいな（解決を考えて欲しい）と顔を思い浮かべて。

でも、顔浮かべすぎると、やっぱり涙がちょっと出てきて。私の想像したらお父さんは元気な頃のお父さんで。亡くなる1週間前の父親の顔を具体的に思い出すと、なんだかよくわからないけど、涙が出てきて。まぁ、今日はストレートに飾らずに書いても良いかなってそんね気分だったんです。