レンタルパーティのすすめ

ランクマッチ万年5桁順位であることに心を痛め、いよいよ良い順位を目指そうとした昨シーズン。新たな取り組みとして、１ヶ月まるまる同じレンタルパーティをお借りして使うことにした。

お借りしたのはリコピンさんのS15のパーティ。元来高火力のポケモンが好きなので、好きなポケモンの上手な構築をお借りすることでスキルアップにつながるのではないかと考えた。

ここからはレンタルパーティをお借りして万年5桁勢私がどのように良い影響をいただけたかをまとめたい。

○構築記事を熟読できる

上位勢は当たり前にやっていることかもしれないけど、構築記事をたくさん読むことはポケモンの型や調整の参考になるだけでなく、構築の組み方や対戦の展開方法などの考え方にも触れることができる。これは対戦だけでは得られないものなので、レンタルパーティをお借りする、それを運用するにあたって構築記事を熟読する機会を得ることができたのは良かった。

○対戦して疑問に思ったことを質問できる

これはレンタルパーティを公開していて、尚且つ質問を受け付けてくれる方に限るが、対戦していて疑問に思ったことを率直に質問できたのがとてもありがたかった。オリジナルの構築だと構築をチェックしてもらい、さらに対戦のシチュエーションも想定してもらう必要があるため質問するのはハードルが高いため、同じ構築を使った上級者が質問を受け付けてくれているというのはめちゃくちゃありがたいことである。

○ダメ計をこまめにするようになる

これも本来は当たり前にしていないといけないことなのだけど、これまでは自分で育成したのだからと感覚に頼って対戦をしていたことが多かった。レンタルパーティをお借りするにあたって、使ったことのないポケモンだったので、倒せるライン、倒されるラインを確実に理解する必要があった。アプリにポケモンを登録し、対戦中はこまめに確認を取るように心がけた。シーズン終盤にはある程度の感覚は掴めたが、乱数で落ちるか微妙なところなども感覚で判断せず、アプリを確実に使用するようにした。
今シーズンで一番良い習慣になったと思う。

○勝つ習慣がつく

今までは勝敗が五分五分ぐらいで終わることが多かった。しかしお借りしたパーティは実績があるため、しっかりと勝ち筋を探って全試合勝つぐらいの気持ちで臨んむことができた。その甲斐あってシーズン中盤までは勝率も良く、自分でも勝って上位を目指せるんだと前向きな気持ちになれた。これは自分の拙い構築ばかりを使っていたら叶わないことだったので、とてもよかった。

一番良かった時

上記の通りレンタルパーティをお借りすることで様々な良いことがあり、ポケモン対戦に前向きになれたシーズンであった。
一方で反省すべき点もあった。

○シーズン終盤に迷いが生じた

シーズン初頭はママンボウの動きやエルフーンの動きがある程度警戒されながらも、警戒された前提で動かせば何とかなる対戦が多かったが、シーズン終盤になると電気テラスタルパオジアンなど、対応が難しい相手が増えた。それに慌てて選出が歪んで上手くいかないことが続いた。

○時間がうまく作れなかった

シーズン中盤まではまばらに対戦を行えれば良かったが、終盤はどうしても潜らないと不安になるため、家事をしながらやったり、睡眠時間を削りながらやってしまった。選出が思うようにいかなかったり、その場でわかるような判断ミスがあったりと、明らかに時間の作り方が悪かったことが原因だった。加えて新年度の準備や仕事のことなど、心がざわついている中でのシーズン終盤だったため、きちんと折り合いをつけるべきだったと思う。

○サブROMを用意したら良かった

最終日付近でも潜れる時間は限られていたため、一つのROMで延々潜るよりサブROMと合わせて挑戦するべきだった。

とくに時間の作り方については子育てをする間はずっと難しい問題として付き合っていかないといけないため、大きな課題だと感じた。

○最後に

最終的な順位はともかくとして、対戦に勝つ感覚はポケモン対戦を前向きに楽しめる素晴らしい体験だった。来シーズンはまた自分の構築を作って頑張ってみたい。

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構築記事を書いてくださる皆様、レンタルパーティを公開してくれる皆様、本当にありがとうございます。

酷かった時

大躍進？