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マーケットでの立ち回り方

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マーケットにおける立ち回りのあれこれについてまとめています。
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MACDの正しい見方を知って取引に活用しよう

MACDとはMACDは算出期間の異なる2つの指数平滑移動平均(以下、EMA)の位置関係を表したテクニカル指標です。 算出方法については、こちらの記事をご覧ください。 MACDの算出に使用するEMAと見比べるMACDの算出に使用するEMAとMACDを並べてチャートに表示してみると次のようになります。 MACDは異なる2つのEMAが交差するタイミングを活用します。 すなわち、 MACDが+域に入ったら買い MACDが-域に入ったら売り と判断します。 本気での売買

相場の先行きは誰にも分からないので自分で考えよう

投資について知っておいた方が良いことをお伝えしましょう。 こんな質問をする人がいます。 「上下どちらに動きそうでしょうか?」 「上昇しますか?」 私は自信を持って答えます。 「分かりません。」 このように回答する理由をここから説明しましょう。 相場の先行きを分かる人はいない断言します。相場の先行きは誰にも分かりません。 投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットさんでも直ぐに手仕舞うことがあります。 私もあいにくタイムマシンを持っていないので、将来がどうなるかは分

ドルコスト平均法を例に積み立て投資を改良する

積み立て投資で目先の価格変動に一喜一憂したくないけれど、少しでも平均取得単価を良くしたい。 テクニカル分析するようになると、そんなことを考えることもあると思います。 そこで、ドルコスト平均法にテクニカル分析を少し取り入れて改良してみましょう。 ドルコスト平均法とはドルコスト平均法とは、資金を分割して、定期的に一定金額で投資する手法のことです。 詳しくはこちらの記事をご覧ください。 具体例として、日経平均株価を投資商品とみなして、日経平均株価に毎月初めに終値で一定金額投資

ドルコスト平均法とは

ドルコスト平均法とは、資金を分割して、定期的に一定金額で投資する手法のことです。 例えば、ある金融商品を1年間かけて積み立て投資したい場合に、毎月初めに資金の1/12で購入します。 投資金額が一定であるため、価格が低い時には数量が多く、価格が高い時には数量が少なくなり、取得単価が平準化されます。 金融商品の日々の価格の変動に左右されずに時間を分散して投資できることが重要な点です。 もし、投資する金融商品が上昇し続ける場合には、平均取得単価が割高になっていきます。 まとま

日経平均株価は日中と夜間のどちらに大きく動くのか?

日経平均株価の日中における変化と夜間における変化の傾向をつかむ日経平均株価は9:00~15:00しか動いていませんが、日経平均先物は夜間も取引されています。 日経平均株価の時系列データと日経平均先物の時系列データを比較して・・・と難しく考えなくても、日経平均株価の時系列データだけでも「日中取引の変化」と「夜間取引の変化」を知ることができます。 それがこちらのチャートです。 上が日経平均株価、下が「日中取引の変化」の累計と「夜間取引の変化」の累計です。 チャートからは 「

¥200

取引銘柄の価格の方向に関係なく投資する商品を取引しよう

数多くある投資商品は大きく2つに分けることができます。 それは、「取引銘柄の価格の方向に投資する商品」と「取引銘柄の価格の方向に関係なく投資する商品」です。 投資している商品がどちらに該当するか考えたことはありますか? 取引銘柄の価格の方向に投資する商品は、トレンドが発生している銘柄を次々と探し出す必要があるトレンドの発生頻度は銘柄によりますが、トレンドは常に発生するものではありません。 テクニカル分析しているとよく分かりますが、むしろトレンドが発生していない時間の割合が