手紙
手紙
大きな木に寄り掛かって座り
気球を待って乗り
時に鳥たちと並んで飛び一緒に唄い
不思議な所へ行きました
とても遠くまで来たようだけれど
衣紋掛けの間を通って
来たように思います
風が吹くと葉っぱたちが
「君が内気なのは短所じゃない
思慮深いってことだよ」
と言ってくれました
「ありがとうありがとう」
ここからでは
お礼は届かないと思う
住所も何も分からないけれど
僕は家に帰ったら
手紙を綴ろうと思いました。
良い文章を作れるように、 作るために、 大切に使わせて頂きたいと思います。