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友垣は良いもので、
庭で羽根つきをやっている

わたしたちを絵描いた祖父の作品は、
上に三つの研修室と倉庫がある

町の建物の中に飾ってあって、
風通しの良いときや、

人の行き来が多いとき、扉の把手や、
着物の袖、窓掛けで、

絵が傷ついてしまうのではないか
と思いはじめると、

次の休みの日に行こうと決めました。
真っすぐ階段を下りて、その絵を観、

その絵の周りを歩いてから
化粧室に寄り、

また少し、
自動販売機の前などを歩いてから、

再びその絵を観、手を洗い、
受付や警備の方に、

「勝手にあちこち動き回って、
余計な気を使わせてしまって

すみません」と頭を下げました。
わたしは、

あの絵を移動させたい理由を言ってから
帰りました。


良い文章を作れるように、 作るために、 大切に使わせて頂きたいと思います。