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「初恋ハラスメント」に関するまとめと考察 - 予想編

これは「初恋ハラスメント」について話題になっていることや個人的な考察などをまとめていく記事です。

【追記】予想したことの答え合わせ、まとめなどの記事を放送後に書きました。よければこちらもご覧ください。



「初恋ハラスメント」とは

初恋ハラスメント ~私の恋がこんなに地獄なワケがない~:中京テレビ

まずは「初恋ハラスメント」というドラマについて軽く説明していきたい。
「初恋ハラスメント」というのは中京テレビ制作のドラマであり、このnoteを執筆している2024年3月30日の24時55分から中京テレビの「土バラ」枠で放送される予定である(TVerなどでの見逃し配信あり)。

令和・恋ドラシナリオコンクール大賞受賞作!?
再会した初恋の先輩は地獄の上司になっていました。
憧れの先輩 春太(小宮璃央)への想いを伝えられれぬまま、
卒業を見送った夏希(吉田伶香)
その数年後に運命の再開を果たした二人、初恋が再び動き出す、かと思いきや…!
夏樹が目にしたのは…地獄のパワハラ上司と化した春太だった!
甘酸っぱくて、ちょっと社会派!?
中京テレビが送る新しい形の恋愛ドラマ!

公式サイトに掲載されているイントロダクションを読む限りは、今までにあったものとは少し違った新しい形の恋愛ドラマのようにしか思えない。
(「再開」や「夏樹」は単なる誤字だろうか)
確かに話題にはなりそうだが、話題を呼んでいるのはここではない。

いくつかの「不穏な点」

このドラマは、関係する様々な場所において不穏な点がいくつかあり、それが話題を呼んでいる。

①公式Twitter その1

まず、公式Twitterアカウントのプロフィールに

この番組はフィクションです。心臓の弱い方はお気をつけください

と書かれていることだ。

恋愛ドラマだというのにこんなことを書く必要はあるのだろうか。
こういった注意文を見かけるのは大抵ホラー作品ばかりだ。

さらにツイートも不穏な雰囲気を醸し出している。
2024年3月22日から毎日1件のツイートをしており、3月28日までは順調にカウントダウンを行ってきたものの、3月27日から29日までは突如カウントダウンコメントを取りやめているのである。

https://twitter.com/hatsu_hara/status/1773628763596529984
https://twitter.com/hatsu_hara/status/1773259731878232514
https://twitter.com/hatsu_hara/status/1772897344083894421

カウントダウンコメントが投稿されているのは主演の吉田怜香さん(緑川夏希 役)と小宮璃央さん(清水春太 役)、そして現在は閲覧できない「恋愛ドラマの名手」と称されている監督の3人分。

なぜ監督のものと思われるカウントダウンコメントの映像が閲覧できない(というか実際は「このコンテンツは利用できません」というハッタリの動画である)のかというのも不思議だが、ひょっとするとこの3人分(あるいは2人分)以外は撮影していない、または撮影はしたが投稿できない何らかの理由があるのではないか。
その理由は完全な推測となってしまうが恐らくこのドラマの本質がホラーであることなのではないかと考えている。
そもそも既存の情報がほぼ「恋愛ドラマ」としてのものしか存在せず、本質を語る要素は断片的にしか存在していないため、この推測を裏付けることは現時点ではできない。

なおこのTwitterアカウントは中京テレビの番組「SAKURA GRADUATIONの清算てれび」の公式Twitterアカウントとして使用していたものを使いまわしていると思われる。

②公式Twitter その2

実は公式Twitterには先述のカウントダウンコメントや番宣映像以外にも映像が投稿されていたようで、そちらは投稿から2時間ほどで削除されているようだ。
第三者によって転載されているもののみ現在は閲覧できる。
また、この映像になにか本文やALTがついていたかはわからない。

この映像からはカーキ色の上着を着た男性が部下のような人物(性別はよくわからない)に暴言・暴行を加えているように見える。
音声が小さいため聞き取りにくいが笑い声や「笑ってんじゃねーよ」「すみませんでした」などのようなやりとりも聞こえる。

どう見てもカーキ色の上着の男性のほうが立場的に上であり、部下のような人物はガムテープやスケッチブックなどを持っていることから制作補助のような立場でないかと推測できる。
つまりは監督が部下に対して暴力や暴行をしている場面のスクープ映像といったところだろう。それなら早々に削除されたのにも納得がいく。

「暴言・暴行のスクープ映像」が削除されたという事実と、この監督と思わしき「暴言・暴行を加えた人物」の存在、さらには閲覧不可となっている「初ハラ」監督のカウントダウンコメント映像。
閲覧不可の理由が「格好や背格好などを見られたくない」からであれば、必然と「初ハラ」監督と「暴言・暴行を加えた人物」は同一人物となる。

また、このスクープ映像に映っているオフィスの内装はどことなく「初ハラ」の番宣内に登場したオフィスに似ている。
こういった点からも「初ハラの撮影現場で監督が部下に対して暴言・暴行を加えた」というのは推理できる。

初ハラ 番宣(0:08)

③番宣(テレビ放送版)

公式Twitterだけでも既に不気味な要素ばかりだが、何よりもホラー感を増幅させている要素がある。
それが番宣である。

https://twitter.com/hatsu_hara/status/1771458163927064710?s=20

(なぜか埋め込みが機能しないのでリンクで勘弁願いたい)

とは言ったものの、この番宣映像自体はなんら問題はない。
しかし、テレビで放送されている番宣と比べてみれば一目瞭然なのである。


まぁ見ればわかると思うが、どう考えてもおかしい部分が存在している。
気づかないわけないとは思うが一応比較映像も置いておく。

一瞬の砂嵐
そして遺影のようなノイズ混じりで白黒の写真

この遺影のような写真がサブリミナル効果のように2回も挿入されているのである。
加えて、このサブリミナル効果の入った番宣映像は私がTwitterに投稿するまでテレビでしか放送されておらず、まるで偶然見た人に恐怖感を与えるために放送されているかのような状態であった。

そして、この遺影のような写真の人物は前髪ぱっつんで耳が隠れるくらいかつ首筋ぐらいまでの長さの髪に、色はわからないがトレーナーのような服を着ている。

そう、「初ハラ」公式Twitterに投稿されてすぐ削除されたあの映像の中で監督から暴言や暴行を加えられていた部下と思わしき人物と同じ特徴なのである。

もしこの「遺影のような画像」が本当に遺影だとしたら、どうだろう。
遺影に使われる写真に厳密なルールがあるわけではないが、一般的には笑顔の写真やキリッとした写真が使われるだろう。この写真が遺影であっても何ら不思議ではないわけだ。

④番組表の縦読み

ここからは私が記事投稿時点までで確認していなかった点や、他の諸々を確認された方のツイートの内容を掘り下げていきます

どうやら番組表も縦読みができるようだ。
Gガイド番組表では適切に改行がされておらず気づかなかったが、Yahoo番組表だとわかりやすい。

スーっと窓から桜の花びらが教室に流れ込む季節。
学校イチの憧れの男子に主人公・緑川夏季(吉田伶香)は恋に落ちた。
「ぬくもり」を胸に抱えたまま、思いを告げられずに卒業。
瞬く間に時は過ぎ、張り合いのない社会人生活を送っていた夏季。しかし
ノートPCを開いたある日、夏季の目に飛び込んできたのは・・・
脳裏に今も焼き付いていた「あの憧れの先輩」清村春太(小宮璃央)だったロマンスがここから始まっていく・・・そのはずだった⁉
いつの間にかハラスメントサラリーマンへと変貌していた春太。一方、
のん気に、そんなことは露知らず、この会社への中途入社を決めた夏季。
「青春時代の淡い思い出」が一気に「地獄の現実」へと変わっていく中
いったい、2人の関係はどうなっていくのか‼

頭文字を縦読みをすると「すがぬまののろいのせい(菅沼の呪いのせい)」となる。
この「菅沼」という人物は何なのかというと、「助監督」である可能性が高い。
実は放送作家の谷口マサヒト氏が初ハラの予告形像解禁ツイートに引用でコメントを残しており、そこに「助監督の菅沼さん」とある。

作品の告知ツイートに関係者がコメントを寄せることは珍しくはないが、こういった場合に助監督を名指しすることはあるのだろうか。大抵は監督だとか関係者の皆さんだとかを書かないだろうか。

では何故「助監督の菅沼さん」だけ名指しで感謝されているのか。
「助監督」という立場以上に初ハラに対して何か貢献しているのではないか。
もしかすると、この菅沼さんの体験が何らかの形で初ハラに大きく関わっているのではないだろうか。

それから「呪い」という単語。しかもその呪いは菅沼さんのものであると示されている。
Wikipediaによると「呪い」は以下のように定義されている。

呪い(のろい、詛い)は、またはが、物理的手段によらず精神的あるいは霊的な手段で、悪意をもって他の人や社会全般に対し災厄や不幸をもたらさしめんとする行為をいう。
(中略)
日本では既に死んだ人・動物や神霊がなす呪いを特に「祟り」と呼び分けることが多い。呪術(まじない)とも関係が深いが、呪術という言葉は意図および結果の善悪にかかわらず用いられるのに対し、呪いという言葉はもっぱら悪い意味で用いられる。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

番組表で示されている言葉が「祟り」ではないため菅沼さんが亡くなっている可能性がないわけではない、といった感じだろう。
また、この呪いこそテレビ放送版の番宣の「遺影のような写真」であると考えるほうが自然であり、そうなると「暴言・暴行を加えられた人物」=遺影の人物は助監督の菅沼さんと同一人物ということになる。

⑤異質なTVerの番組説明

公式Twitterアカウントのプロフィールにホラー作品を思わせる注意分があったが、それはTVerにも言える。
TVerの番組説明の冒頭には以下のような文章がある。

【お使いの端末に不具合が生じた場合、健康を害する可能性がございますので直ちに視聴をお止めください】

やはりこんな注意文を入れるのだから当然、何か仕組んでくるのは確実だろう。そして先にも言ったがこういった注意分を入れるのはホラー作品でよくあることである。

⑥存在しない「令和・恋ドラコンクール」

そもそも番組紹介などで連呼されている「令和・恋ドラコンクール」は存在しない。
ちなみに公式Twitterアカウントが初ハラに名を変える前は「第1回令和・濃いドラコンクール告知アカウント」となっていた。正直仕込むなら別のアカウントにしておいたほうが良かったのではないかと思ってしまった。

というかコンクール名の表記揺れしてていいんですか…

⑦動画に入り込む謎の声

午後7時を過ぎたぐらいにドラマに出演している大川泰雅さんによって投稿された宣伝動画。
一見特になにもないかとも思いきや、最後の最後にとんでもないものを残していった。

聞けばわかるが、動画の最後に何者かの声で「呪ってやる…」と入っている
番線の遺影と同様に「すがぬまののろいのせい(菅沼の呪いのせい)」なのだろうか。

気のせいかもしれないが、小宮璃央さんのコメント映像で質問をした声に似ていなくもない。

https://twitter.com/hatsu_hara/status/1772171566387998931?s=20

唯一のメイキング映像

この「初恋ハラスメント」としての唯一のメイキング映像が吉田怜香さんのYouTubeチャンネルに存在する。投稿は2023/3/29 20:00となっている。

画面左奥、カーキ色の上着にハンチング帽のようなものを被った人物。
『ストーリー』の監督と特徴が似ているが、関係はあるのだろうか。

これらを踏まえて

ここまでに出てきた映像の「暴言・暴行を加えられた人物」=遺影の人物=助監督の菅沼さんは既に亡くなっている、若しくは生きているが(身体的・精神的に)無事とは言い難い可能性が高いと考えられる。
そしてそれには直接的あるいは間接的に「初ハラ」の監督が関与しているのは映像から見て明らかであり、カウントダウンコメントが投稿されなくなったのも、この人物に関する騒動が現場あるいは上層部で起きており、撮影ができなかった(しても投稿できるようなものではなかった?)。そう考えれば辻褄が合うのではないだろうか。

その他の部分についてはこの『ストーリー』自体の設定として納得することにしよう。
しかし、まだ謎な部分は残っており、『ストーリー』は始まっているがドラマ自体は始まっていない。
いち視聴者として、今夜のドラマ本編が非常に楽しみである。

最後に

この番組はフィクションです。心臓の弱い方はお気をつけください

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