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2024/1/7 Kindleで『変な絵』を読む

Kindleのまとめ買いキャンペーンにつられて、また本を購入してしまった。

ウェブライターの雨穴さんの作品。初めて知ったのは、WEBメディア「オモコロ」のYouTubeチャンネル「オモコロチャンネル」にて。その風貌や声、謎めいた世界観はなんだか不気味で、でも興味をそそられた。それからWEB記事を読み、「もっとこの人の作品を読みたい」と思っていた。

「変な絵」を巡る短編集かと思いながら読み進めると、「あれこの名前って…」と気付いてしまう。バラバラかと思っていたそれぞれの物語が繋がっていき、真のストーリーが見えくる。構成がとても面白かった。2時間ほどで一気に読み終えてしまった。

雨穴さんが登場しないのは少し残念だが、オモコロ贔屓を抜きにしてミステリー小説として満足な1冊。「そうくるか…!」と思わされたトリックや展開も味わえた。かわいい雨穴さんはYouTubeで拝見するとて、本も動画もそれぞれ楽しめる。購入してよかった。

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