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闘鷲降臨~第2節福島戦簡易プレビュー #FE名古屋

 ミッドウィークの設定でもない試合を平日に回すの、正直迷惑なんでやめていただけませんかね(小声)

(HOME)福島ファイアーボンズ vs ファイティングイーグルス名古屋(AWAY)

 昨季プレーオフで煮え湯を飲まされてから5か月。ほぼ主力が残った越谷に対して開幕節ではダブルを食らわせてリベンジ。今季を闘うための自信をひとつ積み重ねる結果となった。

 一方の福島は東北ダービーを1勝1敗の痛み分け。仙台とともにチームとして形になるのはもう少し先になりそうだが、越谷とはまた違った形でインサイドを叩く攻撃で東の優勝候補仙台からしっかり勝ち星をもぎ取っている。

 今季の東地区を占う第2ラウンド。次の日程が詰まることも含め、FE名古屋には試練が続く。

注目ポイント

①福島のインサイドアタックをどう止めるか
 昨季から残留のエリック・マーフィーに加え、新潟からジェイソン・ウォッシュバーン、そしてエリックの実弟アレックス・マーフィーと、高さと機動力と器用さを併せ持ったビッグマンを3人並べた福島。仙台との試合を見る限り、かれらのうち常に2人がコートにいる状態で、PnRとポストプレーを使い分けながら常にゴールへ近づくプレーをする福島に、仙台はかなり手を焼いていた。
 そこにさらに厄介さを増しているのが期限付き移籍で帰還した水野だろう。183cm84kgとB2ではサイズに恵まれたPGは、仙台のPG相手にガンガンドライブを仕掛けて突破口を開いていた。
 彼らの積極的なインサイドアタックで、1戦目に得たFTは25本、2戦目は31本。確率こそさほど高くないものの、これだけインサイドを攻められるとファウルが嵩むことは必至。ここをいかにファウルを少なく、かつ守るかがカギになりそうだ。

②仙台戦での姿は仮?という3Pの試投数
 福島については一つ気になるデータが。昨季1試合平均26.8本と打ちまくっていた3Pだが、仙台戦では11本、12本と非常に少ない本数に終わった。昨季もそれだけ打っても確率自体は32%台とさほど高くはなかったが、あまり3Pを打たない水野の加入で方針がかなり変わっているのかもしれない。

③ウォッシュバーンを叩くなら守備
 攻撃ではフットワークの軽いウォッシュバーンだが、守備ではお世辞にも勤勉なタイプではないことは仙台戦でも見て取れた。彼をPnRしたり、ネイルやエルボーへの位置取りで引き剥がしてリムをアタックする展開が上手くやれれば、越谷戦よりも楽にインサイドを攻めることができそうだ。

ちなみに、スタメン予想は

PG:笹山 SG:相馬 SF:野﨑 PF:ジョーンズ C:クウェリ

 としておく。さあ、今回は当たるでしょうかね。

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