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闘鷲降臨~それが相手の土俵だとしても(21-22Game10)#FE名古屋

勝たねばなりません、B1に行くのであれば。

FE名古屋 110-87 愛媛

 Game1を今季初の100点ゲームで快勝したFE名古屋。エヴァンスルークを怪我で欠いている今節だが、林瑛司という孝行息子が18Ptsと見事な活躍で穴を埋めて見せた。
 一方の愛媛はツボにハマったときのシュート力は見せたものの、勝負所での守備力に欠く。3ポゼッション連続で3Ptsを沈めながら、3ポゼッション連続で点を取り返された、という4Qの一連の流れが象徴するように、厳しい戦いを強いられているのにも理由がある、という印象。

 そんな1Q、得点がままならなかった昨日と違い、愛媛も出だしから攻撃は好調。得点の取り方も、けして個人能力に依った形ではなく、チームでフェルプスを活かし、フェルプスの頑強さに活かされ、といった形でしぶとく得点を重ねる。が、それ以上に得点を入れられたのが本日のFE名古屋。スタート直後の笹山の連続得点、そしてクウェリのインサイドアタックで得点を積み重ね、31-23と8点リードで終了。

 2Qも似たような流れが続く。このQはフィッツジェラルドを止めることができず、というか相手の攻撃がなかなか止まらない。都合26失点。ただ、失点が多くても攻撃が上手くいっていれば気分が良いのも事実。愛媛もクウェリとランダルを止めることができず得点差を詰めることができず、57-49で折り返し。派手な打ち合いでハーフタイムを迎える。

 3Qも似たような流れだったが、このQは愛媛が少しずつファウルが増えたこともあり、終盤はフリースローで加点。愛媛はフェルプス以外がなかなか得点が取れない状態に陥り、得点差は少しずつ開いていく。

 4Qまでくると、俊野佳彦不在でローテーションが苦しい愛媛が息切れ。得点が伸びない愛媛に対して、苦しみながらも得点を伸ばしたFE名古屋が110得点を挙げ、2戦連続の100点ゲームで連勝を7に延ばした。

雑感

○54.8%・56.3%
 シーズンのFG%が40%そこそこ、いい形の攻撃をしていてもシュートを決め切れなかったFE名古屋だけど、相手の守備が良いとは言えない愛媛相手にはしっかりとシュートを決め切り、素の実力は十分であることを数字で示すことができた。これで少し気分が変わってくれるといいのだけど。

×87点は取られすぎ
 とはいえ87点は取られすぎ。いつもだとガードのところで圧力をかけて、というのがFE名古屋の守備の肝なのだけど、愛媛は開き直ってエントリー~フィニッシュまでフェルプスにやらせるなど、工夫を凝らして回避していた。もちろんエヴァンスルークがいない関係で鈍足のクウェリを使いながらというところではあったのだけど、この辺り、クウェリの機動力のなさをカバーしながら圧力を増す方法の模索は今後も必要だろう。

本日の採点

20211106名古屋愛媛Game2


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