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闘鷲降臨~ゆく鷲くる鷲2022 #FE名古屋

毎年7月1日はBリーグ的には年が変わる日。
今年もやりますゆく鷲くる鷲。
今年は昨年ほど人数が多くないので1エントリで。
まずはくる鷲から。

くる鷲

#25 葛原大智 レバンガ北海道→

 レバンガ北海道から加入のスイングマン。年齢は野﨑零也と同級生になるのかな?サイズが十分でかつ脚が動いたハードなディフェンスが出来る選手で、チームとして守備の強度をいかに落とさないかはかなり気を遣った人選であることがうかがえる。選手としては3&Dタイプとは言いつつ、ドライブインからのフィニッシュなどもこなしておりただのウイングではなさそうだ。少なくとも守備面ではチームにフィットしてくれるだろうし、責任を負うようになって攻撃面がステップアップしてくれたらかなり楽しみな存在。

#14 中村浩陸 エヴェッサ大阪→

 今季のロスターは13人埋めるのかどうなのかやや不透明だったところで、彼が加入するニュースが舞い込んできた。実はエヴェッサに特別指定で加入したころにエヴェッサの試合を見て「いい選手だなあ」などと思っていたんだけど、まさかここでご縁が出来るとは。
 某フォロワーさんからの取説でもわかる通り、守備とドライブが持ち味の選手で、特に守備はB1トップレベルのガードにぶつけても全く怯まないとのこと。昨季スピードのある小さいガードに散々悩まされたFEとしてはドンピシャの人選と言えるだろう。攻撃面はPG転向が大学に入ってからということもありまだまだのようだが、石川笹山の背中を追いかけていい選手になってほしい。地元っ子の凱旋でもあるので、後輩筋も喜んでくれるといいね。

ゆく鷲

#10 会田太朗 →引退

 穏やかで朗らかな太朗ちゃん。社員選手枠がB1に上がって減るという状況を受け、バスケの道から離れることを選択した模様。今季の彼の努力は明確に外からもわかるもので、結果として実らなかったとしてもその努力が色褪せることはない。本当にお疲れ様でした。また試合会場で顔が見られたらいいな。

#13 川島聖那 →?

 練習生から特別指定に這い上がった苦労人。身体能力という資質は十分。器は大きいので、そこにいかにスキルと認知という水を満たしていけるか。上手くやればB1でだって十分やれるはず。できればB2のどこかでプレーを見たい。
 選手の方向性として似ていた荒川颯はB1ロスターの座を掴んだ。彼もそうなれる素質は十分だ。成り上がれ。

#41 ブライアン・クウェリ→?

 用心棒として、インサイドの起点として多くの場面でチームを救ってきた。契約満了だけど、B2ならまだまだやれておかしくない。まだまだチームを助けるプレーが出来るはず。.

#45 鹿野洵生→?

 3年間ともに闘った鹿野さんとも道を分かれることに。川辺HCがたびたび口にしていた通り、勤勉でエネルギッシュで賢い、数字に残らないところで欠かせない選手だった。その知見を活かせる場所はまだあるはず。どこかで彼のプレーが見られるといいな。

田上昌伸チーフコンディショニングコーチ/阿部拓馬ヘッドトレーナー兼ストレングスコーチ/浅野雄貴アスレティックトレーナー

 今季、コロナ禍で非常に厳しかった日々の調整およびコロナからの復帰。そこに大いに尽力されたのがこのお三方を中心としたコンディショニングコーチ陣だと思う。彼らの奮闘なくしてB1昇格B2優勝はあり得なかった。長くコーチを務めた田上コーチをはじめ、3人の方がチームを離れられるとのこと。多大なる尽力に感謝を表したい。いつかまたどこかで会えますように。

坂口肇 前社長

 社長の座を鈴木浩昌現社長に譲った後も、運営その他さまざまなバックアップのためにチームに残り、FE名古屋の発展に尽力されていた我らが「Mr.フライング」坂口肇前社長も、B1ライセンスが確保できたところで一区切り。FE名古屋から離れることとなったようだ。
 もういつの頃からだったかは忘れてしまったけど、「blog読んでますよ」と声をかけていただいたところから始まり、それ以降は試合会場にお邪魔するたびに気さくに話していただいたのが懐かしい。それだけで終わらないのがこの方のすごいところで、ひとたびアリーナ内でトラブルが起きれば誰よりも先に収拾に向かうなど、そのフットワークの軽さに「大企業で偉くなる方の凄まじさ」を感じ、自分の仕事においてもその姿勢を参考にさせていただいたのは間違いない。
 これからは観客席から観戦する宣言をされているので、来季のクルヴァ近くの席には姿が見られるに違いない。肩を並べて声を嗄らす日を心待ちにしております。

終わりに

 今季は外国籍選手1名分が未発表など、まだもう少しくる鷲のターンは続きそうな感じ。最終の陣容が固まること、そして、その陣容が少しでも早く集まって強固なチーム作りに入れるよう祈りたい。

Photo by まゆみ


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