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#23 腐れ総務部長

レア度  ★★
保身度  ★★★★★
無関心度 ★★★★★
技:会議に出る、下に丸投げ、ほほえむ、逃げる、自分の仕事でない体にする、時間で解決させる

解説
総務とはその名のとおり、よろず屋的な部署である。
雑務から問題対応までさまざまな対応をしなければならない、本来ならばオールマイティな人材がいると理想的な部署である。しかし、残念ながらオールマイティというか優秀な人が配属されることは少ない部署である。
それどころか心や体が弱った社員や問題を抱えている社員、問題を起こした社員の行き着く先になっていることもある。総務に異動すると「あぁ、誰々さんね。@#$だったもんね〜」などと噂の人物だったりすることが多かったり少なかったり。
まぁ緊急回避地、難民キャンプ的な役割をするところも会社にはなくてはならない。なのでそれ自体は致し方ないと思うし、その難民キャンプで心身を癒して回復してほしいとも思う。
しかし、そんな総務部に鎮座するボス、総務部長は腐っていることがある。
今回はそんな腐れ総務部長を紹介したい。

腐れ総務部長は理想的な総務部長と180度スタンスも行動も異なり、基本スタンスは無関心で保身の権化である。何かをやって雰囲気を出すためか、暇つぶしなのか、何の役に立っているのか必要なのかわからないがやたらと「会議に出ている」ことが多い。会議に出ても何も起こらないのであるがまれに上からの指示で仕事を抱えて帰ってくることがあるが、本人としてはどこ吹く風。「下に丸投げ」してオシマイです。渡した瞬間に彼の仕事はフィニッシュなのである。上からの命令には絶対服従してご機嫌を取り、下へパスして仕事を完了。
逆に下が困って相談しても「ほほえむ」だけで何の解決も、それどころかアドバイスすらない。ここでひつこく相談しようものなら会議だの予定があるだのと言い訳して「逃げる」のである。それでもなお相談に訪れると今度は「自分の仕事でない体にする」のである。いやあんたが指示した仕事でっせ!と言いたいところだが、彼の中ではパスした段階で自分の仕事ではなくなっているのでる。こうして逃げて逃げて逃げまくることで「時間で解決させる」のが彼の常套手段なのである。
腐れは部下が心身をすり減らして何とかやり遂げた「あがり」だけ持っていくのである。

こんなんだから難民キャンプもその体は建前だけ。
めんどくさいことには触らない。産業医から何か聞かれても部下へ回し、どこかの部門からの問い合わせm部下へ回し、回し回し回しまくるのである。
いずれ疲弊して限界に達して会社を去るものもいる。
その時に責任が自分い回ってこないようにだけしっかり行うのである。そこだけは他人任せにはしない。自分でしっかりやっておかないと安心できないからであろう。
本当にクソだと思う。面倒なことは他人任せ、だけど他人(部下も周りも)のことは全く信用ならない。まぁそうだろう。何せもっとも自分が知っている自分自身が全く信用ならないのだから、他人など信用できるはずがない。
まぁそれで本当に自分の人生は満足なのかだけは疑問である。

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