#15 サイコパス部長

レア度　　★★★★★
共感力　　★
優しさ　　★
技：却下する、何度も聞く、ネチネチ言ってくる、否定する、非難する、激怒する
特殊ステータス：お気に入りがいる

解説
部長という職位が持つ権限はかなりあり、その権限に見合うような人格を持っていることが望ましいが、世の中そんな理想的なことは極めてレアだろう。しかしこので紹介するサイコパス部長はかなりのレアキャラと言ってよい。それはなぜか？

サイコパス部長の行動は極めてシンプルである。難しいことは何もない。
基本は何かを提案すると「却下する」のでこちらから提案するのは無意味である。サイコパス部長の出してきたお題（仕事）をするしかないのである。その仕事について報告すると「何度も同じことを聞いてくる」のである。正直なところうんざりするが、少しでもうんざりしている雰囲気や言動があると、クレームなのか何なのかよくわからないことを「ネチネチ言ってくる」ので、何を言われてもハイハイ聞くしかない。そしてあれ？っと思うことがあっても質問したり、発言すると、こちらの発言を「否定する」のである、発言や提案だけならまだしも大抵はおまけが付いて人格まで「否定する」のである。延いては過去から現在、そして未来？かどうかわからないが有る事無い事「非難してくる」のである。こうなったら勝手に止まるまで待つしかない。
世の中には勇者と思える社員もいて、こんなサイコパスに挑む勇者？、チャレンジャー？、ドM？な人もいて、意見をいうというか喧嘩になる。そんな言い合いの中、サイコパスのお気に入りの不手際や粗相を突くと、烈火の如く「激怒する」のである。
否定！
否定！
否定！
非難！
非難！
非難！
・・・・・
の連続攻撃が延々と続くのである。

さて、最初に言った「なぜレアキャラか？」という問いに対して、答えはわかったと思う。普通こんなサイコパスをそのまま部長職に留めておくことは、まともな会社ではありえない。そんな奇跡があるところにレア度を高めているのである。
こんなレアキャラを見つけたあなたは、とってもアンラッキーです。そこの会社は間違いなくやばい会社です。

サイコパスも人間的な一面
こんな非道なサイコパスにもお気に入りの社員というものがいる。
全員に嫌われるのはさすがにキツイのかもしれない。
お気に入り側がどう思っているか知らないが、お気に入りに対する接し方は、ハタから見てもキモい。せめて性別が違っていたら違う見方もできるのかもしれないが、ちょっと異常な感じである。