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会社で起こるいじめている本人たちはいじめと思っていないいじめ

会社組織では小規模な打ち合わせでいじめが起こることがあります。
いじめている本人たちには、たぶんいじめているという意識はまったくないと思います。それは子供の世界で起こるいじめと根本的なメカニズムは同じように感じます。特定の一人をよってたかってやり込めるのです。
口から発している言葉が「バカ」とか「死ね」という会社組織で言うところのパワハラに値するフレーズは出ないものの、それに近い思いをさせられます。
それではどんなことが起こるのか?

①気に入らない人(いじめ対象者)を無視します
 気に入らない人がいないかの如く打ち合わせが進みます。

②気に入らない人(いじめ対象者)に雑用を振ります
 基本的には①のように無視されて打ち合わせが進みますが、めんどくさい雑用、たとえば打ち合わせの設定や、資料作りなどが必要になったときだけ「Aさん、何々の件、やってくれんかなぁ?」口調としては聞いてはいるが「No」は認められない。「No」と言おうものなら「君は暇でしょう?なんでやれないの?」などと酷い言われようをするのである。ここでさらに言い返しても「Yes」と言うまで悪口や嫌味を言われ続けるので、うんざりさせられるだけ損です。

③気に入らない人(いじめ対象者)の発言は徹底的に口撃します
 気に入らない人が発言しようものなら(言葉で)ボコボコにされます。基本的には否定され続けます。なぜなぜ口撃をひたすらされます。「なぜそう思ったの?」「なぜそれがいいの?」「なぜこれじゃダメなの?」どんなに答えても次から次になぜ?どうして?と聞いてきます。挙げ句の果てには「言っていることがわからない」とシャットアウトしてきます。大抵の人はこの攻撃で、何も言わない方がいいと思いようになります。中には骨のある人はめげずに懇切丁寧に言い返しますが、必殺論点ずらしを繰り出してきます。答えるたびに論点を変えてくるので延々と終わりません。論点が違うことを指摘すると、今度とは団体で攻撃してきます。一人一人論点が違うことを矢継ぎ早に言ってきます。答弁を聞く間もなく次々に文句を交えながら、疲弊するまで言われ続ける様は、まさに言葉の集団リンチです。

対処法
 こういう場、どうしようもない人たちが集まってしまったところに身を置かなければならないことがあります。基本、言ってわからない人の集合体ですから頑張るだけ時間の無駄であることが多いですね。あまり効率的ではない程度ならば意見をしない方が無難です。「遠慮なく意見を言ってください」なんて言葉に騙されて言おうものなら酷い目に遭うかもしれませんから気をつけましょう。

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