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沖縄と湿気とむちゃむちゃと(2020.5.9)

沖縄と内地の圧倒的な「違い」。それは何と言っても気候です。

気候というか、この時期だともう「湿気」の一言に尽きるな。うん。

ということで、この記事では「沖縄と湿気とむちゃむちゃと」をご紹介します。


湿気?

って、あー、あのちょっと肌がベタつく感じのあれでしょ?とあまりイメージがわいていないそこのあなた。

お風呂に入っている家族から、「おーい、もうシャンプーないから詰め替えちょうだい!」とお願いされたときのことを思い出してみてください。

詰め替えを渡そうとお風呂場の中に入ると、湯気でムワ~っとしますよね?あれです、あれ。

まさにあんなムワ~っと感の中にいる毎日、それが沖縄の日常です。つまり、湿度が高いんです。


沖縄に行ったことがある方は思い出してみてください。

那覇空港に着いてさぁ行こう、と飛行機から降りた瞬間の、空気のムワ~っと感。あれです、あれ。

飛行機のなかって意外とさむいから、と念のため履いたタイツやももひき、那覇空港に着くなり一番近くのトイレに入って秒で脱いだ経験、誰しもあると思います。(わたしだけ?)

ベタつくという言葉では物足りない!!というほどのベタつきのためか、そのベタつき具合を表す沖縄の方言があるくらいです。


それが「むちゃむちゃ」です。


むちゃむちゃの例文はこんな感じ。

 ・汗で肌がベタベタする
  →肌がむちゃむちゃする

 ・床がベトベトする
  →床がむちゃむちゃする

床じゃなくて足の裏、でもいいですね!


ちなみに、湿気に対してだけでなく、

 ・テープを剥がしたあとがむちゃむちゃする

 ・はちみつで手がむちゃむちゃする

など、粘着力のあるものをむちゃむちゃと表現することが多いです。


ということに、書きながらいま初めて気付きました。

湿気には粘着力があったのか。


むちゃむちゃの使い方、何となく伝わりましたか?


まとめると、沖縄と湿気は切っても切れない関係なんです。
むちゃむちゃも良ければ覚えてね。めちゃめちゃ使われる言葉です。


次回は、わたしが県外に出て実感した「湿気がなくて感動したこと/困ったこと」をお伝えします!


最後に、これ知っておくと役に立つかも?というお話を1つ。


タイツやももひきを履いて飛行機に乗る場合は、シートベルトサイン直前のアナウンスを聞いたらすぐに、機内のトイレで先に脱いでおくのがおすすめです。

湿気がひどくなるこれからの季節は特に。


これで、那覇空港に降りたときのむちゃむちゃを多少マシにできます。多少ね。

あ、むちゃむちゃがどんなものか実感したい方は、脱がずにぜひ履いたまま降りてみてください(笑)


この夏、沖縄帰れるかなー。1日も早くコロナが落ち着きますように。


お礼:ヘッダー写真はみんなのフォトギャラリーよりお借りしました。ありがとうございました!

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