だから、外出は控えた方がいいんだね。
トップ画は「気が滅入るときはやっぱりカレーだよな」ってキメたカレーです。
こちら、国内初の新型ウイルス陽性者発生で大騒ぎのエチオピア。
公式発表が出てるし、言及しても問題はないでしょう。該当の日本人はJICAの出張者だった。
所長からのメールで知らされた。事務所は2週間閉鎖。ボランティアも2週間自宅待機。ただしボランティアは食糧などの物資調達もあるだろうからと、1週間経てば物資調達の外出は検討されるそう。
私たち、皆さんと違って車ないんですけどね。なんて、言っても調整員さんたちだっててんてこ舞いに違いない。
配属先にはJICAのナショナルスタッフさんから連絡を入れてもらえるとのこと。エチオピア国内に陽性者がJICA関係者だったという情報が出ているかは今のところ確認できていないけど、配属先の人たちを不安に陥れていることは間違いないだろうからアムハラ語で説明してもらえるのはありがたい。
家にこもって2日目。
調整員さんの話では「アディス市内はパニック」らしいが、塀に囲まれた家の中はとても穏やかだ。大家さんも、何も言わないでくれている(私が閉じ籠っているので一言も会話してないだけだが)。
意外に感じたのは、配属先や私が回っていた地域オフィスの誰からも「お前は大丈夫なのか!?」という連絡がないこと。
私には日本という逃げ場があるけど、ここの人たちにはない。医療体制も脆弱だし、そもそも病院にかかれる人はどれほどなのか。
私よりもずっと怖い思いをするのは、エチオピアの人たち。
今しみじみ思うのは「だからこういうとき外出しない方がいいんだな」ということ。
特に医療体制が整っていないところ、罹患者がいない(ことになっている)ところ、脆弱な人が多いところには。
不要不急だったかどうかは私には分からないので言及しないけど。私だって、ウイルス持ってるかもしれないけど。
新しい配属先に来て1ヶ月。15の地域オフィスを回りながらやっとアポとって調査を始められるとこに来てたんだけど、自宅待機でキャンセル。
私、この国で活動出来るんだろうか。